2022年10月にスペイン・ジローナを旅行しました。ジローナ観光でもメインとなるカテドラルとバジリカをご紹介いたします。
ジローナ大聖堂(カテドラル):「天地創造のタペストリー」が有名
- 柱がないゴシック様式のカテドラルとして、ヨーロッパでもっとも広い建物
- 11世紀末につくられた「天地創造のタペストリー」が有名
アクセス:ジローナ大聖堂(カテドラル)
ジローナ大聖堂のチケット購入方法
正門玄関へは、17世紀末の建造された約90段の大階段を登ります。
メインファサードはバロック様式なのだそうです。
階段を登り、振り返るといい景色。
朝10時半ごろでしたが、ヨーロッパの年配の方の団体さんが多く訪れていました。
団体さんの、ツアーガイドさんが、マイペースに電話をしながらチケットを購入しているから、売り場の方も苦笑い。。
カテドラルとバジリカの共通券で1人7ユーロでした。
オーディオガイドも借りられますが、日本語はありません。
スマートフォンでオーディオガイドをダウンロードもできました。
ジローナ大聖堂の内部の様子
- メインファサードはバロック様式、ロマネスク様式の回廊は12世紀、鐘楼は11世紀、残りの部分は14世紀と様々な建築のスタイルが混在
- 15世紀に改装された身廊はカタルーニャ・ゴシック様式。
- ゴシック様式の柱を置かない一身廊建築では世界でもっとも広い。
ミュージアムには「天地創造のタペストリー」
「天地創造のタペストリー」 ザ・ タペストリー・オブ・クリエーション
- 「天地創造のタペストリー」は11世紀末頃に作られた
- 2012年に修復され、カタルーニャ地方の宝物
- 長さ:450cm、高さ:358cm。ウールの糸で刺繍された。
- タペストリーの中心:全能者のキリスト。
- 回り:聖霊、アダムとイヴ、地球と空、海と魚、太陽と月
- 上部:季節
- 下部:ユダヤ人、聖十字架
- 左側:2月~6月
- 右側:7月~10月。
12世紀につくられたロマネスク様式の回廊
カテドラルの北側の様子
バジリカ・デ・サン・フェリウ(Basilica de Sant Feliu)ハエの奇跡の伝説
バジリカへのアクセス
こちらのバジリカは、どこから入れるのかちょっと迷いました。
正面は美しいのですが、入り口がありません↓
バジリカの正面には、La LLeonaというライオンのお尻にキスをすると再びジローナにもどってこれるという伝説がある彫刻があります。
今は、こういったご時世なのでキスは禁止のようです。
バジリカの周りをまわってみる。。。こちらの入り口も違うみたい。
大聖堂からの道に戻り。。。
こちらから入れそう。大聖堂からすぐに左に曲がれば良かったみたい。
こちらが、入り口でした。ちょうど、大聖堂の南側でした。
Carrer de les Ballesteries(バリェステリエス通り)からの坂道をのぼってくるという道もありました。
途中には、なんとハエのマーク。
バジリカの内部
入場料は、カテドラルと共通券で7ユーロでした。
オーディオガイドもあります。
ジローナの聖人であるSant Narcisを祭るために建てられたそうです。
こちらで気になったのが、なぜかハエモチーフのお土産が売られていること。
“ハエの奇跡”の伝説があるそうです。
フランスの軍人が聖人のお墓をけがそうとした際にハエの大群がお墓から現れ、軍人達を追い払ったそうです。
まとめ
- 入場料はカテドラルとバジリカ共通券で7ユーロ
- カテドラルは、ドラマ「ゲームオブスローンズ」のロケ地にもなっているそうです
- カテドラルの見所は「天地創造のタペストリー」
- バジリカの入り口は、南側