2023年6月にクロアチア・ドゥブロヴニクを旅行しました。
ドゥブロブニク観光で大人気の城壁を1周しましたので、ご紹介いたします。
ドゥブロブニク 城壁 City Wall
8世紀にできた城壁は、15-16世紀の大工事により現在の形になった
旧市街を取り囲む城壁は全長1940m。高さは最高地点で25m。
1667年の大地震の際も、城壁だけはほぼ被害がなかったそうです。
城壁巡り
料金
ロヴリェナツ要塞含む 35€
ドゥブロブニクパスも35€なので、今回利用しました。
入り口
- ピレ門の脇
ピレ門を入ってすぐ、オノフリオの大噴水の前にあります。
- 聖ルカ要塞(プロチェ門近く)Tvrdava sv. Luka
- 聖イヴァン要塞(Tvrđava Svetog Ivana)
cogito coffeeの近くにあるギロチンが置いてある広場から、階段を上がり海洋博物館の方にいくとあります。
城壁巡り
ピレ門から朝一番に城壁巡り開始
城壁巡りは日を遮るものがなく夏は暑いのと、クルーズや団体のお客さんが来る前に朝一で訪問することにしました。
ピレ門を入って、旧市街のメイン通りストゥラドン通り
ピレ門入ってすぐ左手に城壁の入り口があります。夏は8:00からのオープンでした。まだ閉まっていますね。
7:55 係の人が配置につきだしたので、オノフリオの噴水前で待機していた観光客がわらわらと並び始めます。
8:00 開門
●入場料は35€(ドゥブロブニクパスも35€)
階段を上ると。。。急に視界が開けます。
城壁は一方通行で、案内通りに進んでいきます。
ピレ門から入ると、まずは海側(南)に向かい海沿いを通り、東側の城壁、山側(北)側の城壁と進みます。
先ほどのメイン通り、ストラドゥン通り。↓ルジャ広場までつながるメイン通り。
正直、この暑い中、35€を払って、城壁の上を歩くことに価値があるのか疑問でした(笑)
ただ、こうやって、修復して維持していらっしゃる職人の方々を見ると、それくらい価値があるし、日本ももっと拝観料なり、富士山の入山料をあげるべきだと思います。
旧市街の西側にある「ロヴリェナツ要塞」が見えてきました。↓
ロヴリェナツ要塞も、城壁のチケット代金に含まれております。こちらも少々階段を上るので、夕方涼しくなってから訪問しました。
旧市街が綺麗に見える要塞ですが、朝だと、旧市街側が逆行になるということもあります。
城壁の西側を海に向かって歩きます。
城壁の西北のボカール要塞付近から、ロヴリェナツ要塞を望みます。
北側の海沿いに続く城壁と崖が見えます。
旧市街の南側は、メイン通りからかなりの高低差がありますね。
この辺りにAirbnbやApartment、Subeなどがあったら、屋上からの見晴らしはかなり良さそう。
1991〜95年にクロアチア紛争 (ユーゴスラビア内戦)がありました。
1991年にはこの街にも、旧ユーゴ連邦軍の砲弾が降り注ぎました。街は壊滅状態に陥り、世界遺産の旧市街も危機遺産に登録されました。
しかし、市民たちの手によって再建され、1998年に危機遺産リストから除外されました。
今でも、屋根の色を見ると、色が違い、鮮やかな屋根は修復されたもののようです。
南側 海沿いの城壁
城壁は、上ってからも、さらに階段でのアップダウンがあります。
ロヴリェナツ要塞を振り返ると、この南側でも城壁は緩やかに上り坂になっていますね
城壁の間近にも、普通にお家が建っています。
湾からカヤックが出ていますね。
南の海側の城壁、絶景ですね。
8:13 聖ピーターの砦にあるカフェ。
朝一だからか、空いていました。というかまだ開いていないのかな。
ロクロム島が見えてきました。
朝一の城壁は、まださほど混雑していませんでした。
城壁の南東の方まで来ました。
来た道を振り返ると、城壁の南側が見えます。
城壁の内側を見ると、、オレンジの屋根やドゥブロヴニク大聖堂が見えます。
城壁の南西側になりました。
8:24 上り始めて、30分ほどでここまで来ました。こちらにもカフェがあります。
こちらにはお手洗いもありました。有料のようで係の人がいました。
西側の城壁になりました。城壁内のそれぞれの家々が近くて、住民も大変だなと思います。
アパルトメントなどを見ると、屋根裏部屋みたいな構造のところも少なくなかったのですが、こういった屋根の形によるのですかね。
聖イヴァン要塞
8:28 聖イヴァン要塞(Tvrđava Svetog Ivana)から旧港を望みます
要塞の階段をおります。
「The Pulitika Studio」もドゥブロヴニクパスが使えます。月曜はお休みのようでした。
ちょうど真下がCogito coffee とギロチンがある広場でした。
こちらが、聖イヴァン要塞から城壁への入り口になりますね。
8:32 聖イヴァン要塞の入り口
海洋博物館もあります。こちらもドゥブロヴニクパスが使えます。
8:33 こちらでチケットのチェックがあるかと思いきや、一応見せましたが、「こんにちわ〜」と日本語で笑顔で通されました。
旧港が綺麗に見えます。
スルジ山が見えます。
ドミニコ会修道院が見えてきました
聖ルカ要塞(プロチェ門近く)
8:41 聖ルカ要塞(プロチェ門近く)のゲートではチケットのチェックがありました
ここから、北側(スルジ山側)の城壁を上っていきます。
この辺りは、古そうな屋根が残っていますね。
↓こちらが聖ルカ要塞(プロチェ門近く)の入り口になっていました。
ドミニコ教会が見えます↓
北側からは、旧市街の屋根が綺麗に見えます
これが「魔女の宅急便」の世界でしょうか。
これは、絶景!旧市街の中心にあるメイン通りから、山側、海側とすり鉢状になっていますね。
8:56 まだ9時前ですが、かなりの暑さでクラクラしてきました。スタートから約1時間経過しました。
この辺りにも、一件カフェがありました。ただ、暑そうですね。屋内の席もありましたけど。
ミンチェタ要塞
9:00 ミンチェタ要塞到着!城壁の北西にあります。
城壁の中で最も高い位置にある要塞です。1319年に建造され、15世紀に再建された。
屋根を見ると、屋根の上を歩いて修理している人がいました。
こうやってみると、やはり屋根裏部屋が多そうですね。
スペインだと、一番上の部屋は暑そうなイメージですが、窓が小さいから意外と涼しいのでしょうか?
旧市街が一望できます。この要塞もかなりの絶景ポイントですね。
なんだか、このバスケットコートのあたりからも景色が綺麗という噂もありましたが、どうでしょう。
要塞は高い分、景色が遠くまで綺麗に見えますね。↑北側の城壁
ただ、オレンジ色の屋根が間近に見えるのは、北側の城壁を歩いている時かなと思いました。
城壁の北西のこのミンチェタ要塞から、あとはスタート地点のピレ門(西側)に戻ると一周したことになります。
北側が一番高いので、降りていく感じになります。
9:15 ここで、ピレ門から入ってきて南の海側に歩く観光客が見えました。すでに混雑し始めていました。↓
フランシスコ教会の回廊が見えてきました。もうピレ門が近いです。↓
ここがピレ門の入り口と出口になります。
9:20 ピレ門から入ってきた人々。↓
暑いのでかなり早足で周り、1時間20分で1周できました
ロブリイェナッツ要塞
城壁のピレ門を出て対岸の西側にあります
ピレ門のロータリーから、小道に入っていきます
路地裏から出ると、ハーバーがあります。
こちらもゲームオブスローンズのロケ地になったようです。
ハーバー沿いに歩き、最後に崖の階段を上がります。
崖の中腹からスルジ山をの望む。
要塞の入り口↓辺りの景色。
こちらからでも旧市街が望めるので、城壁のチケットを買っていない方でも、ここからの景色はおすすめかも
19:16 に入場
19:30に閉まるので、スタッフの方にちゃんと時間には戻ってきてねと念押しされました。
ドゥブロヴニクパスが使える施設では、だいたいお手洗いがありました。
フランシスコ修道院は、見つけられませんでしたが、海洋博物館、民族博物館にはありました。
こちらもありますね。↓
こちらが、要塞からの景色。旧市街が一望できます。
砲台もありますね。
ロクロム島と旧市街。
こちらにギリギリに上ったのには訳があって、
夕日を見たかったから(笑)
夕陽に照らされた旧市街も素敵です。
午前中に来ると、逆光になってしまうようですね。
こちらに来るまでにもかなり階段を登りますので、ギリギリまでカフェで休憩して体力の回復を図っておりました。
無事に見学を終えて、崖の階段をおります。
スルジ山のロープウェイが見えます。
なんとこちらにもニャンコちゃん。
街を眺めているのでしょうか。
ピレ門の方へ戻ります。
この辺りにも、アパルトマンやSubeといった民泊の施設がありました。
ピレ門まで戻りました
まとめ:約1時間半で一周しました。
- 35€をかけて、暑い中歩くか迷いましたが、一度は行ってみてもいいかなと思いました
- 城壁のチケットの値段は、年々上昇傾向ですので、早いうちに行っておいた方がいいのかも(笑)