2017年10月に南米(ペルー・ブラジル・アルゼンチン)旅行に行きましたのでご紹介したいと思います。
南米旅行は、自分で色々と個人旅行のルートを考えたのですが、ルート作成やチケットやホテルの手配が難しく、治安・手軽さの面から、一人で旅行会社のツアー旅行に参加することにしました。
1.2日目は日本からブラジルに移動、3.4日目ブラジル・アルゼンチンでイグアスの滝 5日目でナスカの地上絵を観光し、6日目となりました。
6日目 リマ→クスコ→マチュピチュ(Machu Picchu)村へ移動
空路 国内線でリマ→クスコへ
[朝] 7時 リマ・シェラトンホテルを出発し、ホルヘチャペス国際空港へ
[午前]ペルー・リマ →国内線 クスコへ(約1時間半)
今回、クスコという初の3400mの高地を経験するためドキドキです。高山病の心配があり、お守りがわりに酸素タブレットをもらいましたが、どうなのでしょう(笑)
とにかく、クスコの空港に到着したら、あまり話さない、走らない、ゆっくり歩く、トイレもゆっくり行ってくださいとの注意でした。
テレビの番組などでも、クスコの空港で気分が悪くなっている映像を見ていたので、どうかなと思いましたが、気をつけて入れば大丈夫そうでした。
実は今回は、クスコですぐに観光はせずに、通過してマチュピチュに行くツアーをあえて選びましたが、正解でした。
というのも、今回のツアーでは、他の違うルートの方とも途中であったりして、色々とお話を伺ったりしたのですが、クスコについてすぐに観光して、倒れた方もいらっしゃったようです。
マチュピチュは2000mという標高なので、そこで体を慣らしてからクスコがいいかなと思って今回のルートにしました。
高山病対策の薬「Acetak」(日本では「ダイモアックス」)を、事前に日本で、医師に処方してもらうという手もあるようですが、薬はできるだけのみたくないのでやめておきました。
クスコから専用バスでオリャタインタンボへ
クスコとは、ケチュア語 で「へそ」を意味し、インカ帝国の首都でありました。帰りのルートで私はクスコに立ち寄ることになります。
[昼] クスコ着 専用バスにてオリャンタイタンボへ(約2時間)
途中に塩田もみえたりしました。
標高の高いところを専用のバスで移動しましたが、景色を見ていて、むしろ標高があがっているようなところがあったので、のちに聞いて見たところ、標高を言ってしまうと気持ち的に苦しくなる人がいるので、言わなかったそうです(笑)
バスの中ではゆっくり深呼吸をしておとなしくして、動くときはゆっくり動きました。途中、トイレ休憩などで少し動かなければいけなかったのですが、その時も気をつけました。
ランチは途中のレストランで、フォルクローレ(民族音楽のショー)を聴きながらいただきました。
ここで、高山病にいいと言われるコカ茶もあったので、初めて飲んでみましたが、おいしくはないですね(笑)気の持ちようですかね。
ペルーでしか、試せないので一応飲んでみました。
オリャタインタンボからビスタドーム(展望列車)でアグアスカリエンテス(マチュピチュ)へ
マチュピチュへ行くには3つの列車があります。
・ 豪華列車「Hiram Bingham ハイラム・ビンガム」
・「Vistadome ビスタドーム」(今回は行きはこちら)
・「Expedition エクスペディション」(帰りはこちら)
「ハイラム・ビンガム」号にものってみたかったのですが、なかなか、すべてを叶えるツアーはないですね(笑)
こちらは、本数も限られているので、これをメインにしたい場合は、これを中心に予定を立てる必要があるかと思います。
[午後]展望列車(ビスタドーム)でマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)へ (約1時間半)
15:37 オリャンタイタンボ → 17:02 マチュピチュ村
いよいよ、マチュピチュへの列車に乗り込みます。柄がペルーらしくて可愛い。
マチュピチュの地域には雨季と乾季があり、マチュピチュ観光のベストシーズンは乾季の5月~9月頃で、雨季の1月~3月頃はほぼ毎日雨が降るのだそうです。10月も終わりの方でしたが、観光客がたくさんいらっしゃいました。
途中でチチャモラーダ(紫とうもろこしのジュース)とスイーツがでました。
途中インカトレイルなどもみえて、歩いてマチュピチュに向かう方々も見えました。
マチュピチュ村に到着(アグアスカリエンテス)
[夕方]マチュピチュ村到着 徒歩でホテル EL MAPI(エルマピ)へ(2連泊)
マチュピチュ駅にポーターさんが迎えに来てくれて荷物をまとめて持っていってくれました。
アグアスカリエンテスでのホテル「EL MAPI」 エルマピ
ホテルHP:El Mapi
こちらのホテルは駅からも街からもアクセスが良くて便利でした。
スタイリッシュで清潔なお部屋で、とても気に入りました。
この辺りは環境に配慮されているホテルが多いのかと思います。バスルームもシンプルなシャワーでした。
レストランのお食事も比較的美味しくて、朝のビュッフェもおいしかったです。
ツアーの中では人気のホテルのようで、他のツアーの方にあったときにホテルを聞かれたのですが、エルマピというと羨ましがられました。
マチュピチュの村をお散歩
コンパクトな村で、観光客も多くて、安心して夜も歩くことができました。
ブラジルではホテルから出ないようにと言われておりましたが、ここは夜でも添乗員さんから「いいですよ〜」と言われました。
村には温泉もあって少し気になりましたが、少し散策して体を慣らして翌日のマチュピチュ遺跡にむけてコンディションを整えるように気をつけました。
この村では、マチュピチュ村で日本人で初代村長を務めた野内与吉という明治生まれの移民のかたがいらしたそうです。ペルー国鉄で勤務され、マチュピチュまでの鉄道建設に携わられたそうです。日本との不思議なつながりを感じますね。
まとめ
いよいよ、一生に一度はいっておきたい「マチュピチュ遺跡」の麓の村までやってきました。
クスコの高山病対策として、スルーして一度マチュピチュで体を慣らすというのもオススメのルートかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、いよいよマチュピチュ遺跡です。