2017年10月に南米(ペルー・ブラジル・アルゼンチン)旅行に行きましたのでご紹介したいと思います。
南米旅行は、自分で色々と個人旅行のルートを考えたのですが、ルート作成やチケットやホテルの手配が難しく、治安・手軽さの面から、一人で旅行会社のツアー旅行に参加することにしました。
1.2日目は日本からブラジルに移動、3.4日目ブラジル・アルゼンチンでイグアスの滝 5日目でナスカの地上絵を観光、6日目にマチュピチュ村まで移動し、7日目マチュピチュ遺跡の観光をし、今回は8日目現地最終日となります。
8日目 マチュピチュ→クスコ観光→リマ→ロサンゼルス移動
マチュピチュからオリャタインタンボへ
[朝] マチュピチュ村発 高原列車にて オリャンタイタンボへ(約2時間)
マチュピチュへ行くには3つの列車があります。
・ 豪華列車「Hiram Bingham ハイラム・ビンガム」
・「Vistadome ビスタドーム」(今回は行きはこちら)
・「Expedition エクスペディション」(帰りはこちら)
本数も多いわけではないので、何を選ぶかは悩ましいところです。
また、マチュピチュからクスコまでも続いています。
オリャタインタンボからクスコへ
[午前]オリャンタイタンボから専用ツアーバスでクスコへ(約2時間)
サクサイワマン Saqsaywaman〜太陽の祭り「インティ・ライミ」の開催場所
クスコ市街を見下す丘の上に、巨石で構築された城塞跡です。
広場では毎年6月、冬至の日に南米三大祭り、太陽の祭り「インティ・ライミ」が行われるようです。
こちらは展望所から全体像だけをみました。
世界遺産 クスコ市内観光
[午後]世界遺産クスコ市内観光(太陽の神殿、アルマス広場、大聖堂)12角の石
いよいよ、標高3400mのクスコ観光ですが、2000mレベルのマチュピチュでも高度順応してきたので、走ったりしなければ、大丈夫でしたが少し頭がポーッとしていました。空が近いせいか、空の青が美しいという印象でした。
11〜12世紀頃、インカ初代皇帝マンコ・カパクがインカ帝国の都として建設したといわれる古都で、クスコとはケチャア語で「へそ(世界の中心の意)」という意味なのだとか。1533年、スペイン人のピサロによって侵略され、最後の皇帝が処刑されインカ帝国は滅亡しましたが、インカの石組みは崩せず、その上にスペイン風の都市が再建されました。
アルマス広場は、クスコの町の中心になっている広場です。
広場に面してカテドラルが立ち、レストランや土産物屋が並んでいます。
クスコには大きさ・形が異なる切り石が寸分の狂いもなく積み上げられたインカ時代の石組みの技術をみることができます。
すき間なく積み上げられた石組みの技術は精巧で、カミソリの刃一枚さえ通さないといわれるほどです。
その中で特に有名なのが「12画の石(La Piedra de Los Do ce Augulos)」と名付けられた12の画を持つ巨石です。
これで、ペルーの観光は終わりとなりました。
クスコからリマへ
[夕方]LA2062 クスコ→国内線でリマへ(1時間半)
空港に着くと、クスコから出発の便が欠航!になったのですが、現地のガイドさんがすぐに後続の便に振り替えてくれました。
こちらの便は遅延や欠航もよくある便ですし、クスコは高所なので頭がまわらないし、現地のガイドさんは本当にありがたいですし、南米では余裕を持ったプランが必要ですね。
[夜] リマ到着後、夕食レストランで最後の晩餐をしました。
ラタム航空 ビジネスクラス ペルー・リマ→ロサンゼルス
[深夜]25:50 LA 2476 ペルー・リマ空港→ロサンゼルス空港(約9時間)の移動となります。
リマの空港では、アメリカ行きの飛行機に関しては、制限区域内に入る際のセキュリティーチェックが終わり、搭乗口にいってからも、それぞれカバンをあけられて詳しいセキュリティーチェックがあり、びっくりいたしました。
9日目 JALビジネスクラスでロサンゼルス空港→関西空港へ
[朝] 8:50 ロサンゼルス空港到着 乗り継ぎ
アメリカでのトランジットなので、ESTAが必要です。
毎回ですが、アメリカの荷物検査やボディーチェックは厳しくて、保安官の呼びかけもまるで囚人によびかけるような強さを感じます。
ただ、南米大陸の旅を終えて、近代的なアメリカは少しほっとするところもあります。
南米大陸では、トイレに紙を流せなかったり、水にも気をつけていたので、気が張っていました。
[午後]13:45 JAL(JL069) ロサンゼルス発→関西空港(約12時間半)日付変更線通過
ロサンゼルスからは、JALを利用したので、もうここから日本のクオリティーになって、気持ちが楽でした。
アメリカ路線だったので、お肉にしました。
JALの安心の機内食ですね。
10日目 関西空港到着
当時(2017年)、関西空港発の便はなんとビジネスクラスでも「JAL SHELL FLAT NEO」というフルフラットではないシートでした。
成田でも羽田でも同じものだと思っていましたが、機材は路線によってかなり違うこともあるのでよく調べないといけないですね。
[夕方]18:15 関西空港到着
まとめ
いよいよ、ペルーでの観光が最終日を迎えました。
マチュピチュで滞在後にクスコの観光があったので、高山病になる人は一人もいませんでした。
しかし、違うツアーでは、リマからクスコに来てすぐに観光というルートの方がおり、その中には倒れた方もいるとの情報を得ました。
ペルーから日本へ帰国も遠路はるばるですが、無事に到着できてなによりでした。
初めての南米旅行で、トイレに紙を流せない、水にも気をつけないといけないということでかなり気がはっていました。
治安も今ひとつなので、ツアー代金で入場料などの必要な経費が入っていて、自分で持って行く現金は、USドルで、枕銭のチップ、飲み物代やお土産代程度でも大丈夫というのでも気持ちが楽だったので、ツアー利用して良かったです。
個人旅行ですと、移動のバスや電車などでも気を抜けませんが、ツアーですと専用バス乗車中は、寝ても大丈夫ですし十分な休憩もとれるのでよかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。