2021年6月にバルセロナで日本帰国のためのコロナのPCR検査を受けましたので、その経験をご紹介いたします。
今まで、このコロナ禍で2回ほどスペインで日本帰国のためにPCR検査を受けたことがあるのですが、以前よりも、情報が多くなり、検査を行うところも増えてきており、より便利になってきている気がしました。
そこで、今回は、以前に行ったことのあるところではなく、より迅速にできそうなところでPCRを受けました。
事前予約不要のCentre Mèdic Travesseraを予約
在バルセロナ日本領事館の情報で、こちらのCentre Mèdic Travessera がのっており、アクセスが良く、事前予約不要、迅速検査が可能で、検査から検査証明の発行を同じ場所で行うことが可能とのことでしたので、こちらにしました。
日本入国に必要なPCR検査の要件
- 厚生労働省 水際対策
- 在日本国スペイン大使館 スペインから日本入国について
- ANA海外出入国情報
日本入国には、出国前72時間以内の検査証明書が必要です。
また、 日本政府より、有効な「出国前検査証明」フォーマット の指定がありますので、ご注意ください。
こちらの医療機関は、在バルセロナ日本領事館の情報にも載っており、日本人も多く訪れることもあり、こちらのフォーマットを印刷して持って行けば、記入してくれました。
PCR検査日程
出国前72時間以内に行う必要があります。
メニューには3時間、12時間、24時間で結果が出るものがあり、今回は3時間(155ユーロ)にしました。値段を低く抑えたければ、12時間や24時間の方が安いかと思います。
6/8 20時 (72H) 6/9 20時 (48H) 6/10 20時 (24H) 6/11 20時 バルセロナ発
日程的に、
6/10の 12:47に検査を受け 14:42 には結果が出ました。
18時ごろに結果を取りに行きました。
アクセス
Joanicという地下鉄駅近く徒歩3分程度のところにあります。
中心地のPasseig de Gracia 駅からL4(黄色のライン)Trinitat Nova方面へ3つ目の駅です。
改札を抜けて左の階段を上がります。
階段を上がり、まっすぐに進みます。
一つ目の角をすぐに左折し、まっすぐに一区画歩きます。
また一つ目の角を左折します。
まっすぐ進むとCentre Mèdic Travesseraがあります。
検査の実際
12時過ぎに着くと、このように行列ができていました。
平日は予約なしでの来院になるので、午前中は並んでいることが多いようですが、私が終わった時には行列はありませんでした。
行列に並んでいる間、こちらの書類を記入します。
こちらに記載したEーmailに結果が送られてきます。
15ー20分ほどで、順番がきました。英語またはスペイン語が話せるかと聞かれ、帯同してくれた医療通訳の人がスペイン語で応対してくれました。先にカードでお支払いをしました。アメックスは使用できませんでした。
待合で待つとすぐに、検査室に呼ばれました。
奥に検査室があります。
こちらに検査技師の方がひとりいらして、鼻と喉に綿棒を突っ込まれました。しばらくツーンとしてしていました。
検査後は、特に何もすることなく、受付に挨拶をして帰りました。
2時間後にメールにて結果を受け取りました。
その後、閉店時間前までに、日本政府の 有効な「出国前検査証明」フォーマットを持参して、再訪しました。
受付の人に、『書き方の例』を渡しましたが、日本人のものを書き慣れているからか、いらないと言われました。
スペイン事情に詳しい医療通訳の方は、色々と細かいところをケアしてくださり、記入ミスがあると強制送還される可能性もあることから、間違えてもその場ですぐに書き直せるようにフォーマットを2枚用意してくださっていました。スペイン語でのフォーマットの書き方も用意してくださっていました。
ドクターのサインをもらった後に、検査時間や日時、検査法などチェックしました。
最終的に、性別が間違っていましたので、修正していただきました。自信満々でも、こういったケアレスミスが多いのがスペインですね。
毎度、何かしら間違っています(笑)
今回、事前予約必要なしでしたが、念のため医療通訳の方は、メールで確認をしてくださっていました。
渡航時には
まず、バルセロナの空港のスイス航空のカウンターでは、陰性証明書は求められました。
次に、乗り継ぎ地のスイスのチューリッヒで、成田行きに乗る際に、政府のフォーマットもチェックされました。
もちろん、日本では政府のフォーマットのチェックがありました。
今回の、証明書は帰国に際して問題なく使用できました。
まとめ
初めての検査期間だったので、ドキドキしましたが、検査自体もサクッと終わり、問題もなかったので、ホッといたしました。
刻々と条件が変わったりしますし、その情報が各航空会社や他国に伝わっていないこともありますので、注意が必要です。
本来ですと、無効な陰性証明書であった場合、最初の空港のカウンターで止められるのですが、運良く?!そこを通過してしまい、乗り継ぎ地で止められてしまうと、その国の状況によっては、外にも出られず、空港内で何日か動けなくなることもあると聞いていますので、お気をつけください。