2021年6月中旬に、スペインより日本に帰国いたしました。
コロナ禍において、3回ヨーロッパ・スペインに渡航し、日本に帰国しております。
今まで、関西空港に到着だったのですが、今回、初めて成田空港への到着となりました。
また、今まで自主隔離だったのが、今回は強制隔離も初めてです。
刻々と検疫体制も変わっておりますので、その時その時でご自身でしっかり調べられていただければと思うのですが、今回は、一経験としてご紹介させていただきます。
参考資料としてはこちらを見ました。
- 厚生労働省 水際対策
- 在日本国スペイン大使館 スペインから日本入国について
- ANA海外出入国情報
スペインは日本政府が特に警戒している変異株拡大国であり、帰国後3日間の隔離がありました。
よろしければこちらもご覧になってください。
日本到着から成田空港での流れ
16:50 空港到着
今回、スイス・チューリッヒからの到着便には20人ほど乗客がいたかと思います。
前回の関西空港帰国時には、到着した後に、飛行機の中で検疫官の方がいらして説明が少しあったように思いましたが、今回は、すぐに機外に出ることができました。
ビジネスクラスから、順に降りて検疫へ向かいました。
英語は得意ではありませんが、コロナ禍で覚えた単語の一つがQuarantineです。
海外の空港でも、よくは聞き取れないのですが、Quarantineのホテルのバウチャーを見せるように言われたりすることがあり、当初は何のことかと思いました。
広い空港内、歩く歩道は動いておらず、徒歩でどんどん歩いていきます。
乗客が多い時はこちらまで利用するのでしょうか、200番台の番号まで待合の椅子があります。
書類チェック
17:00 こちらの待合に到着(前の便の検査がつまっていたようで、ここで30分ほど待ちました)
ここで、スタッフの方に入国書類が準備されているか一通りチェックされました
出発前に用意した
●出国前72時間以内の検査証明書 (有効な「出国前検査証明」フォーマット)
●誓約書の準備 (厚生労働省HP)(こちらは機内でも配られました)
●質問票をwebで入力(QRコードの発行)
機内でもらった
●健康カード
を見せました。
しかし、こちらの『出国前検査の受検 及び 入国に当たって必要なアプリのインストールについて』(検疫法第12条の規定に基づく質問)という用紙を書いていなかったので、(どこにあったのか分かりませんが。。。)用紙をいただき、記入しました。
英語バージョン
検査
17:30 検査に移動
こちらで入国書類をチェックし、唾液検査へ向かいます
この辺りから、オリンピック関係者は別レーンが準備されていたように思われます。
パスポートと健康カードを準備します。
実際は、ブースに入って、レモンと梅干しの写真を見て容器に唾液を出して提出します。
唾液検査終了し、移動します。
アプリ系のチェック
17:40 入国書類やアプリのチェック
事前に準備しておいたこちら
●スマートフォンの携行・必要なアプリの登録(厚生労働省HP)
- 位置情報確認アプリ(OEL)
- ビデオ通話アプリ(MySOS)
- 接触確認アプリ(COCOA)
- 地図アプリの位置情報設定
を実際に一対一で細かくチェック、設定されました。
メールも登録し、これから11時に厚生労働省からメールがくるので14時までに返信するようにことでした。
違うブースへ移動し
入国書類のチェック、検疫所宿泊施設 登録票の記入
17:50 入国書類のチェック
パスポート、QRコード、誓約書などをみせました。
ここで強制隔離関係の書類(『検疫所宿泊施設 登録票』など)を持っていなかったので(どこでもらうべきだったのか分かりません)
以下の写真の書類をもらいました。これらを記入して強制隔離のホテル(東横イン成田ホテル)の入所手続きで渡すようでした。
スペインは日本政府が特に警戒している変異株拡大国であり、帰国後3日間の隔離があります。
隔離ホテルの東横イン成田空港での流れ
検疫所宿泊施設 登録票
ホテルでは、ハラル食やベジタリアン食もありました。色々な国の方がいらっしゃいますものね。
検査発表待ち
18:00 にこちらの待合に到着 ここまで要した時間が約1時間ほどでした。待ち時間があったので、実働は30分ほどでした。
ここからがとても長くて。。。
途中、突然いきなり放送があり、「検体番号の下4桁呼ばれた人は来てください」と言われ、あまりにも急すぎて番号がわからなかったので、こちらについたら、ご自身の検体番号を準備しておいたほうがいいかと思われます。
19:00になり、ここで待ち始めて1時間ですが、時間がかかっているのでペットボトルのお水をスタッフの人が配布されました。
ここでは、飲み物も売っておらず、ゴミ箱も閉鎖されているので、ご自身で飲み物やお菓子なども用意されていたほうがいいかもしれません。
私は、機内でもらったスイスのチョコレートが大活躍でした。
19:45 前のグループが番号を呼ばれて、急にバスに移動すると言われました。
『検査結果も分からないのに、バスに移動するのか?』と怒ってスタッフに詰め寄る人もおりました。
雇われている人に言っても、難しいですよね。。。スタッフの方は指示通りに動いているだけだから(苦笑)
検査結果 発表
20:05 私も番号を呼ばれてバスに移動すると言われました(ここまで3時間、検査後2時間半)
20:10 検査番号の確認がありました、ここで、陰性ということがわかりました
20:15 ブースに移動し、健康カードや陰性証明書を渡され、こちらの赤紙を渡されました
関西空港では、赤紙で何の印刷もなかったので、かっこいい赤紙にびっくりでした(笑)
入国審査、税関通過
そこから、入国審査まで、スタッフの方とともにグループで移動しました。
顔認証の入国審査を終えて、荷物受け取りへ。
すでに荷物はこのように並べられていました。
税関申告で、電子申告がありました、前回私は関西空港で初めて『税関アプリ』を利用したので、今回もチャレンジしたかったのですが、閉鎖されていました。
制限区域外、ホテルのバスへ移動
20:35 税関を抜けて、やっと制限区域外に出ることができました(ここまで3時間半、検査後3時間)
同じグループの人が来るのを待って、次の21時のホテル行きのバスを待ちます。
このバスも、この日入国者が多くて詰まっているようでした。
このところ1日で3〜4千人到着しているようでした。オリンピックもあって、多いのでしょうか。
バスまでに自動販売機があり、こちらでのショッピングは許可されました。コンビニはダメと言われました。
21時のバスに乗車、バスはビニールシートそしてカーテンまでしっかりとしまっておりました。
21:15 ホテル到着。荷物が先に運び出されました。
ここでも前の入所手続きが詰まっており、バス内で少々待つことに。
21:30 入所手続きを終えて、やっとお部屋に到着しました。
まとめ
今回は、2021年6月中旬時点での、成田空港の検疫の様子をご紹介させていただきました。
時間がかかる時もあるので、飲み物や軽食、携帯の充電器など持って行かれた方がいいかもしれません。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
続きは、こちらをご覧になっていただければ幸いです。