羽田発ーフランクフルト直行便「ANA ビジネスクラス」搭乗記 欧州線ロシア迂回 南回りルート 人生初の最長15時間フライト(ウィーン経由なし) 2022年5月

【海外渡航】

2022年5月中旬に、ANAでヨーロッパに渡航しました。欧州線は、ロシア迂回のために南回り・北回りなどでかなりのロングフライトが予測されます。

2022年5月の羽田空港国際線 第3ターミナルの様子

ちょうど、深夜帯 22:50発にサンフランシスコ、ロサンゼルス、フランクフルト便がかさなっており、ビジネスクラスラウンジも満席状態でした(汗)

それぞれの便の待合には、まずますの人がいます。

ANA 羽田発 フランクフルト便に搭乗

NH203 羽田フランクフルト 00:10発ー5:20 着 の予定でしたが、、、

フライト2週間ほど前にメールが来て、ウクライナ・ロシア情勢のためか、時間が変更になりました。

NH203 東京(羽田) – フランクフルト 22:55発ー07:20着(翌日) 15時間
LH1126 フランクフルト – バルセロナ 09:50発ー11:50着   2時間(トータル19時間)

というロングフライトになります。この時点で、どのルートで行くのかは、まったく分からず。。。

陰性証明書などの必要書類の準備や、ウクライナ・ロシア情勢のためのフライト欠航・遅延の問題で、今回も、ここにくるまでに疲労困憊です(笑)

ANA ビジネスクラス B787

ここのところずっとこのシートでございます。

予約している時点でも、ほぼ席を選ぶことができないほどビジネスクラスは満席状態でした。

今回は、カーディガンをかしてもらうことにしました。

グローブトロッターのアメニティポーチ。この色だけ増える(笑)他の色に当たらない。

日本のコスメティックブランドであるSHIROの化粧水と、リップバームは嬉しいな。あと、歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグなどが入っていました。

コンセントや、コントローラーは座席の横に。いつも、iPhoneがUSBでしか充電できないのはなぜなのだろう。

画面を見ると。。。目的地までの飛行時間は約15時間。ANAの最長路線、メキシコシティから成田の14時間というフライトにも乗ったことがありますが、寝ることができれば、問題はないかと思います。むしろ寝るためには、7-8時間のフライトよりも長い方が個人的には好きなのですが。。

映画は、前回から少し新しくなっており、「コンフィデンスマンJP 英雄編」などがありました。

「99.9 刑事専門弁護士」は前々回にみたので。。。「約束のネバーランド」でもみてみようかな。

ディズニーの「ミラベルと魔法だらけの家」も、前回見きれなかったからな。。。

いきなり驚きのルートのアナウンス!! 北回り?南回り?フライトガチャ?

この時、前日まで、羽田からウィーン経由でフランクフルトに運航していました。

NH203便は、NH1901便とNH1903便として、ウィーンで給油がなされてました。

これも、最初はウィーンで降機(といっても空港内を自由には動けない)していたそうですが、その後、降機しないこととなり、3時間ほど機内待機するようになったそうで、乗客はかなりの疲労モードだったそうです。

一度ウィーンに降り立てば、また、再度飛び立つのも、離陸の順番があり、とても時間がかかるそうです。

私は今回は、このルートで飛ぶものだと思っていました。

というか、特に搭乗券やチケットには何も書かれてはいないのですよね。

「5月11日から直行便に戻し、飛行ルートはアラスカなどを飛びロシア領空を迂回(うかい)する「北回り」で運航する」というニュースが事前にあったので、みなさん北回りかもしれないななんて、予測していたかと思います。

この日は5月10日でしたので、私はギリギリ、ウィーン経由の最後のフライトかもって思っていましたが、、、

なんと、機長よりいきなり、、「このフライトはウィーンを経由しないでフランクフルト直行便となります」というアナウンスがあって、北回りになるのか??と思いきや。。。なんと、南回り???

貨物などが少なかったりすれば、直行便として飛ぶこともできるようです。

ただ、こちらの南回りのルートは中国上空が長くて、中国では軍事演習などが行われて急に飛行禁止になったりと、不安定なようです。

また、シートベルトサインはでませんでしたが、比較的ゆれていました(汗)

そこで、こちらの北回りルートですと、比較的安定したスケジュールで飛ぶことができるようですが、どちらになるかは、この時点ではよくわからないようでした。翌々日から、こちらのルートになっていましたが、時間は南回りも北回りもおおよそ同じ時間がかかっていました。

スター・ウォーズプロジェクト」の「R2-D2」デザインの機体がみえました。前回は、偶然こちらの機体でした。

東京から神奈川あたりの夜景が見えました。

機内のお食事:深夜便はコース料理はなくて、軽食と朝食のみ

今回、配られたお水は、「KUROBE」パッケージがシンプルで素敵ですね。フライトが長かったせいか、のどがとてもカラカラになって、何本もいただきました。

私は、深夜便ですと、食べないで寝てしまうことが多いのですが。。。今回は、出発時間が早まっているのと、長時間フライトなので、機内食はどうなるかなと思いましたが、コース料理はありませんでした。

まず、離陸後すぐに、アミューズがでてきました。

前回と、すこし色味が違っていて、抹茶やサーモン、アボガドと好みの味かもと思って、いただきました。

ラウンジで、身支度を整えてあとは寝るだけと思っていましたが、これが呼び水となり、お腹が少し空いてきてしまいました(笑)

そこで、軽食を頼んでみることにしました。

今回は、スパイシーチキンのサンドイッチ。

チーズの盛り合わせをいただきました。

かぼすジュース。

お腹も満たされたので、おやすみなさい。

なかなか、寝付けないのですが、、、やっと寝れてきたかなと思った頃、日本時間の7時か8時ぐらいに、機内の電気が灯りました。

まだ、フランクフルトまでは6時間ほどあったかと思います。ここで、ギリギリまで寝れていれば、時差調整もばっちりだったのですが。。。日本時間のままです(汗)

前回、前々回と、洋食でエッグベネディクト、和食といただいたので、

コンチネンタルにしようかなと思ったのですが、軽めだということでしたので、、、

結局、またエッグベネディクトにしました。

卵はとろりとしておりますが。。。周りのお野菜は微妙なんですよね(汗)

プランタニエとは、フランス語で『春』の意味で春らしく苺を使うことが多いみたいです。

フライト中の景色:右側には黒海、左手にはアルプス山脈

ずっと、日の出の時間が追いかけてくる感じです。

ヨーロッパ最高峰エルブルス山?黒海に入る前に、北側の遠くに雲の上にぽこっとでている山らしきものがみえました。

エルブルス山とは

黒海とカスピ海の間に横たわっているコーカサス山脈にある山

ロシア連邦のカバルダ・バルカル共和国の南に位置する。標高は5,642m

途中で、現在、大変なことになっている黒海の北側、トルコを通ります。

黒海の南側の方に飛行機が見えて、ちょっとびっくりしました。

前回、日本に帰る際には、夜で真っ暗で何も見えませんでしたが、はじめて上空から黒海をみました。

日の出になりました。世界が平和になってほしいものです。

黒海は、湖みたいな形ですがやはり海というだけあって、とても大きいです。

あまりにもフライトが長いので、CAさんも、たびたび「大丈夫ですか、お疲れでないですか」と心配して声をかけてくださいます。CAさんこそ、15時間勤務って。。。大変すぎますよね。

ウィーン上空で機内アナウンスがあり、左手にアルプス山脈が見えました。席を立って少し見に行きました。

定刻通りに運行し、ドイツのフランクフルトの街並みが見えてきました。

機長さんも、CAさんもお疲れ様です。

まとめ:期せずして、初の15時間フライト、フランクフルトまでの直行便になりました

今回も、ドキドキの連続でした。今まで11時間強でくることができた、フランクフルトが、こんなに長距離になってしまうとは、夢にも思いませんでした。

深夜便扱いで、機内食は軽食になってしまったのは、ちょっと残念ですね。

無事にフランクフルトまでたどり着けてよかったです。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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