※2022年末をもってマドリード・バルセロナ空港のPCR検査場は閉鎖されました※
以下は、以前の情報の記事となります。
今回は、2022年4月にスペイン・バルセロナから日本帰国した際にバルセロナの空港でうけたPCR検査についてご紹介いたします。
日本帰国用にスペイン・バルセロナでPCR検査を受けられるところ
これまで、コロナ禍になってから、3度日本帰国しており、今回は、4回目となります。
初期は、かなり数少なかったのですが、最近は検査場も増え、日本用の陰性証明書を発行してくれるところも増えてきた印象で、毎回違う検査場やクリニックで検査をしてもらっています。
●在バルセロナ日本領事館 バルセロナ市内で所定のフォーマットによりPCR検査が可能な医療機関
以下、バルセロナ市内で所定のフォーマットによりPCR検査等の検査が可能な医療機関をご紹介いたします。
Centre Medic Travessera
ホームページ:Centre Mèdic Travessera
直近は、こちら↓Centre Mèdic TravesseraでPCR検査をうけ、陰性証明書を発行してもらっておりました。
アクセス
ASINSA Servicios Sanitarios S.L.P
ホームページ:ASINSA Servicios Sanitarios S.L.P
アクセス
SYNLAB COMTE D’URGELL
ホームページ:SYNLAB COMTE D’URGELL
アクセス
バルセロナ空港 PCR Fly Covid Test Center(フライ コビット テストセンター)
ホームページ:バルセロナ空港 PCR
アクセス
バルセロナ エル・プラット空港 ターミナル 1の3階 出発エリア (エルプラット空港 HP)
Barcelona-El Prat Airport Terminal T1 3rd floor Departures area
こちらの出発エリア受付カウンターからさらに奥に入ったカフェ・レストラン・お土産屋さんなどがあるエリアにあります。(緑の大きい十字架のマークのところです)
●在スペイン日本国大使館:検査証明を取得できる検査機関について
こちらでも、この空港PCR検査場 Fly COVID Test Center が紹介されています。
マドリード、バルセロナ、マラガ、ヘレス、セビージャ、カナリア諸島(グラン・カナリア、テネリフェ、パルマなど)、ビルバオ、サンティアゴデコンポステーラなどの空港にもあり便利そうです。
空港によって、値段が違うのかしら?!
12時間で結果が出るPCR と すぐに結果が出る PCR(Rapido)があるようです。
2022年4月現在、Rapid は、マドリード、バルセロナ、マラガの空港のみ可能のようです。
ということで、今回は、今後、旅行者にも便利そうなこちらで受けてみることにしました。
こちらなんと、土曜・日曜日も検査を行っています!
今まで、PCR検査のことも考えて、週初めのフライトは取らないようにしていたのですが、今回、月曜日のフライトしか空いておらずどうしようかとおもっていたので、ありがたいです!
おすすめ!バルセロナ空港 最速35分で結果! PCR検査 Fly Covid Test Center
予約なしでも検査可能だが、並ぶ可能性あり。。予約すると割引あり
私は、はじめてこちらで検査を受けるので予約していきました。行って見ると、予約ありと予約なしの人は別レーンでした。予約ありの方が優先なので、予約して行ってよかったです。
ただ、到着して先にPCR受けておこうと急に思い立ったとしても、予約なしでも大丈夫というメリットもあります。
キャンセル・変更は48時間前までに行おう
キャンセルしたい場合 ●予定の48時間前までに予約変更可能 ●予約の48時間前までキャンセルできるが、払い戻し不可。予約の変更は可能 ●48時間以内にキャンセルした場合、返金不可、予約の変更不可 ●カスタマーサポート 月ー金 8:00-20:00 +34 91 825 76 57 ネット上でのお問い合わせ
・自分で予約の変更をするには、後述するように先に自分のプロフィールを登録する必要があるので気をつけてください。
私の場合、月曜に検査を予定しており、土曜日に変更しようと思い立ちましたが、カスタマーサポートがお休みであったため、キャンセルできませんでした。
また、ネットでも一応問い合わせておきましたが、特に返事はありませんでした(笑)
キャンセル時間をすぎていたからかな。。。
当日、受付でダメもとで聞いてみましたが、やはりすでに変更はできないといわれました。
私の場合、急なフライト変更で、元々の予約では、日本入国のための出国前72時間はクリアーしていたのですが、ドイツ乗り継ぎのためのドイツ入国48時間前をクリアーできておらず、再度、ドイツのために安い抗原検査を受けました。
キャンセルポリシーを最初に読んでいなかったのですが(汗)48時間をきるとキャンセルができず、変更も困難になります。
前日でも予約はできるので、あまり早く予約しなくてもいいかなとは思いました。
また、予約なしでも値段は上がりますが受けることはできます。
PCR検査 12時間 79€ /35分 100€
スケジュールにもよりますが
・35分で結果が出る Rapid PCR 100€ (事前予約)(予約なし150€)
・12時間で結果が出る PCRテスト 79€
インターネットからの予約方法
ホームページ;バルセロナ空港 PCR Fly COVID Test Center
ホームページは右上の方に言語選択があり、英語(EN)も選択できます。
最初にアカウントを作ることをおすすめします(予約の変更などに便利)
私の場合、最初にこちらを登録していなかったのが運の尽きでした。
急なフライト欠航・変更に見舞われ、検査の日程を変更したかったのですが、こちらに登録しておらず、ネット上で簡単に変更ができませんでした。
検査場は土日も営業ですが、変更受付のコールセンターが、土日はお休みで、結局キャンセル期日をすぎて変更ができませんでした。
●右上のカート横の人型のマークをクリックします。
●「Login」は登録した後に、自分のアカウント状況を見る際にクリックするところです。
●「Register」をクリックして自分のE-mail アドレスを入力すると、メールが送られてきます
●届いたメールのURLをクリックして、パスワードを登録します。
予約をしてみよう!
①Book an appointment
②空港を選択
③検査の種類を選びます。 日本帰国の場合は PCR/Rapid PCR のどちらかですね。
④翌日以降の、検査日・時間がでてきますので、選択します。
⑤パスポートナンバー/氏名/(セカンドネームない場合は ハイフン - )
性別/Email/生年月日/電話番号/
出発日・時間/フライトナンバー/目的地/団体への所属(I dont belong to any collective)入力後にBook Now
⑥確認画面 →CHECK OUT
⑦支払明細
パスポート/氏名/国/郵便番号/住所/Email/電話番号
⑧カードで支払い
こちらは、VISA・MASTAR が使えると書いてありますが。。。
いざ、カード情報を入力する画面では、アメックスなど他のカードもあり、アメックスでも支払えました。
⑨登録したEmailアドレスにメールが来ました。
スマートフォンでのPCR予約方法
●前述したように先に右上の人マークをクリックして、Register でアカウントを作成することをおすすめします。
スペイン語表記もありますが、英語表記にもできます。空港を選びます。
①スペイン語(ES)
②右上から(EN)英語を選択
③空港を選択
④空港を選択
⑤PCR または Rapid PCRを選択
⑥日時を選択
あとは、インターネットと同じで個人情報などを入力してお会計をすると、メールがきます。
⑦
●当日はメールに記載されている受付番号とパスポートが必要になります
実際にバルセロナ空港でPCR検査をうけてきました
こちらのPCRはRapid PCR (事前予約100€)ですと35分で結果が出ると書いてありますので、フライト当日に受けて、そのまま結果を受け取り搭乗することもできます。12時間で結果が出る通常のPCRテスト 79€ も、スケジュールにより選ばれてもいいかもしれません。
しかし、私は、フライト当日にバタバタするのが嫌でしたのと、こちらを利用するのが初めてでしたので、フライト3日前にすぐに結果が出るRapid で受けてきました。(本当にRapidで当日搭乗できるスケジューリングができるか試してみようかと思って。)
PCRに必要な持ち物 パスポート
事前に予約した場合は、メールに記載されている受付番号とパスポートが必要になります。
念のため日本の陰性証明書のフォーマットと、記入例ももっていったほうがいいかもしれません。
バルセロナ空港 第1ターミナル 検査場へのアクセス
ターミナル1の出発ロビーにあります。
中に入り各航空会社の受付カウンターの奥に進みます。ターミナルの右端のほう(保安検査場向かって右)の方に進んでいきます。
ターミナル内には、FLY COVID コロナ検査センターの案内がでています。
ターミナル右奥にある EL MIRADOR というカフェなどがある区画に検査センターはあります。
奥に進んでいきます。奥に人が並んでいるのが見えます。
左が予約ありの列。右が予約なしの列。
時間によっては、右の予約なしの人の方が少なくて、左の予約ありの人が多く見えますが、実際、予約なしの人は、予約ありの人が終わらないと入れてもらえません。
自分の予約時間より早く到着しましたが、予約ありの人は並んだ人から到着順に検査が行われていくので、早く並んだ方がいいかもしれません。
予約なしの人は、別の列で、先にQRコードから必要情報を登録していました。
私の場合、10分ほど並んで受付をしてもらいました。
メールに来た受付番号を伝え、パスポートをみせます。
「日本用の陰性証明書はかいてもらえるのか」と受付の人に通訳の人が確認してくれました。
まだあまり日本人用には慣れていないようでしたが、上司の方に聞いていて、テストの結果が出てからまたくるように言われました。
受付が終わるとこちらをもって、検査の順番を待ちます。
検査はこちらの区画で行われました。すぐに順番は回って来ました。
中には、通訳の人はいれてもらえませんでしたが、検査師の方も、ボディランゲージで伝えてくれます(笑)
マスクを下ろして鼻だけを露出し、口はマスクで隠すように言われます。
綿棒を両鼻に順に突っ込まれ検査終了です。
検査結果は、35分後に登録したメールにくるそうです。
検査結果待ちの35分は、近くのカフェで休憩
朝食も食べていなかったので、ちょっと休憩がてら前のカフェに入りました。
スペイン定番のカフェとオレンジジュースとクロワッサンのモーニングセット。
日本用の陰性証明書はもらえる?
30分ぐらいで、メールに結果が出ました。もう一度、受付に行って、日本用の陰性証明書の話をしました。
担当者は、詳しくは分かっていないようでしたが、他のスタッフと話して、あらかじめこちらの検査場で用意していた日本用の陰性証明書を渡してくれました。(おそらく赤色のチェックは、あらかじめ書かれて用意されている)
ただ、当人もどこを記入していいかよく分かっておらず、日本のフォーマットの例をみせて、右端の結果判明日と検体採取日時を記入してもらいました。
一番下の医師と医療機関のサインも要チェックです。
あとの個人情報は自分で書いてくれと言われて、私が自分で書いていたら、上司が戻って来て、なんで「あなた(受付の人)が書いてないの?」と聞かれていましたが(笑)受付の人は、「結果判明日と検体採取日時は自分が書いた」と言っていました。
スペイン人はいいかげんなところもあるので、個人情報間違えられても困るから、自分で書いてもいいんですけどね。
(前回は、性別を間違えて記入されていました)
私の経験からすると、毎回何かしら間違えていますので、しっかり自分でチェックしましょう。
あと時間が許すなら、すぐにMy SOS に登録して、審査終了がでるまで空港内にいれば、何か不備があれば修正にいけるかと思います。
すぐにMy SOSのアプリで陰性証明書を登録
結果が出てすぐにアプリを開いて登録開始。。。どれくらいでお返事がもらえるのかな。。
①
②
③
④
⑤
なんと、15分ほどで、審査結果がでまして、My SOSの画面が緑色となり、QRコードが発行されました。
これで、とりあえずは一安心です。*QRコードは必ずスクショをしておきましょう(一番下までしっかり写すことがポイントです)
前回は、日本入国まで、この陰性証明書が有効かどうか不安だったので、事前に審査結果がわかるのは安心できますね。
私の場合、チェックイン当日のヨーロッパ路線のカウンターと、乗り継ぎ地で日本行きのANAのカウンターでチェックが行われました。
その際に、急にアプリがフリーズしてしまいまして。。。あせりました。
その後、アプリにアップデートのお知らせがきていたので、そういったタイミングですとうまく動かないのかな?
ANAのカウンターでもうまく作動せず。。。緑の画面のQRコードだけではダメで、画面の一番下の陰性証明書というところまでみられますので、しっかり下までスクショしたほうがいいかもしれません。
まとめ
今回は、はじめてバルセロナの空港でPCRを受けて来ました。はじめての場所でしたので、心配もありましたが、比較的スムーズでしたので、当日に早めに空港に来てうけることも可能かもしれません。
また、スケジュールによっては空港到着時に予約なしでも受けることができるかと思います。
こちらは4月時点での情報ですので、その後変化があるかもしれませんので、詳しくはご自身でお調べください。
最後までお読みいただきありがとうございました。