2023年2月にスペイン・クエンカを旅行しました。その際に観光した大聖堂をご紹介いたします。
アクセス:クエンカ 大聖堂(Cathedral)
旧市街の中心地マヨール広場にある
13世紀に建てられた最初のゴシック様式の大聖堂
- 12世紀イスラム教の支配下だったクエンカを1177年にレコンキスタで奪還したのがカスティージャ王アルフォンソ8世
- アルフォンソ8世は多くの地を取り戻りキリスト教化していった
- かつてイスラム教寺院があった場所に建造された
- 初期のカテドラルは後期ロマネスク様式でたてられた
- その後、ゴシック様式が導入された
- 完成後も改築・修復され、ルネッサンス様式やバロック様式の後もみられる
朝一番の9:00に訪れましたが、みなさん9:00に出勤してそれからチケット販売が始まりました(笑)日本とは違いすぎる。
あまり時間がなかったので、5.5€のチケットにしてしまいましたが、塔も登れるチケットにしておけばよかったです。
イアフォンガイドもあり、日本語もありました。(こちらのQRコードからもみれます)
最後の晩餐のおみこしが入り口から見えます。
明るい色のステンドグラスが美しい教会です。
第一礼拝堂
聖歌隊席とパイプオルガン
最後の晩餐のお神輿
- クエンカは聖週間 セマナ・サンタ(Semana Santa)のお祭りが有名
- 聖週間 セマナ・サンタ(Semana Santa)は、キリストの受難と死を記念し、その後の復活を祝う
- メインの行事は「プロセシオン(Procesión)」と呼ばれる行列で、キリストやマリア像を掲げた山車を担ぎ町を練り歩く
- クエンカの聖週間のプロセシオンは17世紀から続いており、キリストの生涯をなぞる形で行われるのが特徴。
- 「キリストのエルサレム入城」のプロセシオンから始まって、最終日の「死から復活したキリスト」まで、その間には「最後の晩餐」や「ユダの裏切り」など、おなじみの場面を象徴するプロセシオンが続く
リブ・ヴォールトというゴシック建築に特徴的な様式 これによって高さを支えられるようになったようです。
尖塔アーチという様式もゴシック様式の特徴で、これにより強度が上がり高さがでるようになったそうです。
トランスパレンテ礼拝堂
主香部屋
地下に降りるところがあって行ってみると。。。イコンのお部屋。
ずらりと並ぶイコン。
ヌエストラセニョーラ デル サグラリオ礼拝堂 クエンカ山地で取れた大理石で作られている
外に出られるところもあり。。。
テラスからはパラドールがみえました。
サンペドロ教会も見えます。
最後に、塔ものぼってみたかったのですが、追加の券が必要でした。時間がなかったので、今回は見送り。
まとめ:
- 時間をちゃんと配分して、塔ものぼればよかったです。
- 外のテラスからも景色が綺麗でした