2022年2月にスペイン・クエンカを旅行しました。
その際に訪れたオススメの観光地を宿泊したパラドールからご紹介いたします。
クエンカといえば、日本人にとっては聖地巡りとしても有名で、大泉洋さんの「水曜どうでしょう」やアニメ「ソラノオト」でも知られています。
- クエンカの主な観光地
- 魔法にかけられた街 「クエンカ」断崖絶壁にある要塞都市
- パラドール デ クエンカ
- サン・パブロ橋(Puente de San Pablo)
- 宙吊りの家 Casas Colgadas(カサス コルガーダス)
- 展望台 Plaza Ciudad de Ronda
- マヨール広場(Plaza Mayor)
- カテドラル(大聖堂)
- マヨール広場から街を一望する展望台へ 旧市街を散策
- Muralla y Arco de Bezudo
- 展望台(Mirador) クエンカの街を一望する絶景
- 展望台から、旧市街の小道を散策
- マンガナ塔(Torre Mangana)
- クエンカの夜「魔法がかかった街」
- まとめ:日帰りでも観光できますが、一泊するのもおすすめ
クエンカの主な観光地
↓こちら左上のマークをクリックすると、観光名所の一覧がみれます。
- AVEなど高速列車が発着するフェルナンドソベル駅などの鉄道駅は新市街にある
魔法にかけられた街 「クエンカ」断崖絶壁にある要塞都市
- スペイン中東部カスティリャ=ラ・マンチャ州の都
- 大地をフカル川とウエカル川が侵食してできた断崖絶壁の要塞都市
- 9世紀にムーア人(イスラム教徒)が築いた断崖上の要塞
- 11~12世紀にキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)が進み、1177年にカスティリャ王国のアルフォンソ8世が町を包囲し、降伏させた。
- 背後の山々には奇石が連なり、その不思議な景観から「魔法にかけられた街」と呼ばれる
- セマナ・サンタの行列が華麗で有名
パラドール デ クエンカ
旧サンパブロ修道院を改築した
ソラノオトの原作者名は「Paradores」(パラドーレス)。
スタッフの方々と宿泊されたようですね。「時告げ砦の廊下」や「時告げ砦の中庭」のモチーフにもなっているようです。
サン・パブロ橋(Puente de San Pablo)
- ウエカル川に架かる橋。
- 16世紀に建造された石橋だったが、倒壊し、20世紀初めに架け直された
- 宙吊りの家の写真撮影スポット。
宙吊りの家 Casas Colgadas(カサス コルガーダス)
- 14世紀に王家の別荘として建てられた
- 18世紀中頃までは市庁舎として使われた
- 現在は、スペイン抽象美術館として使用されている
- ウエカル川の峡谷の断崖絶壁にあり、クエンカ屈指の名所
今回は、時間が合わずに中に入れなかったのですが、中の窓枠から見る景色も素敵なようです。
展望台 Plaza Ciudad de Ronda
カサスコルガーダスの裏手の道をあがっていくと、広場があり、Casas del Rey があります。
ここからも町並みが見えます。
展望台から大聖堂の方に上がっていくと、Estatua Alfonso VIII a caballo(アルフォンソ8世の銅像)があります。
大聖堂の側面が見えてきました。
マヨール広場(Plaza Mayor)
クエンカ旧市街の中心地で、広場には、大聖堂、市庁舎、ペトラス修道院(Convento de las Petras)に囲まれています。
Aveのフェルナンドソベル駅やクエンカ駅からバスの1番にの乗るとここに到着します。
カラフルな町並みが可愛らしいです。
カテドラル(大聖堂)
- かつてイスラム教寺院があった場所に建造された
- 13世紀に建てられた最初のゴシック様式の大聖堂
- 完成後も改築・修復され、ルネッサンス様式もみられる
マヨール広場から街を一望する展望台へ 旧市街を散策
広場から、C. San Pedro(サン・ペドロ通り)を登っていきます。
結構坂道な上に、車もよく通るので気をつけてください。
Tren turístico de Cuenca(1時間 6€)が走っていました。
Iglesia San Pedro(サンペドロ教会)↓
Arco Plaza del Trabuco↓ここから対岸がみわたせました
こちらからは、クエンカのダイナミックな渓谷がみえます。
「Los Ojos de la Mora」という二つの目もみえます。
クエンカは、こういった渓谷のハイキングコースを歩くこともできるみたいで、ゆっくり滞在するのもよさそうですね。
C. Trabuco(トラブコ)通りをさらに登っていきます。
Iglesia San Pedro(サンペドロ教会)↓
だいぶ登ってきました。帰りは、この下の小道を探索して帰ります。
Muralla y Arco de Bezudo
城壁の一部に登ることができます
いい眺めです。
↓「水曜どうでしょう」で話題になっていた小林製薬の糸ようじ
次に訪れる展望台のあたりの崖。。絶壁です。↓
「los Ojos de la Mora 」渓谷に二つの目がみえますでしょうか?↓
こちらの二つの目は、クエンカの美術学生が描いているようです。
ここには悲しい伝説があるようです。
レコンキスタの後、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒が存在しており、衝突もあったようです。
キリスト教の兵士と、ムーア人(イスラム教徒)の娘が出会い恋に落ちたが、悲恋に終わった悲しい伝説があるようです。
二番ラインのバスが走っていました。こちらはマヨール広場から展望台を結ぶバスです。
城壁をくぐってさらにすすみます。
展望台(Mirador) クエンカの街を一望する絶景
ラルガ通りを上がっていくと、散策路がありました。
この辺りからは、クエンカの旧市街やパラドールをみわたせます。
渓谷の崖、奇岩が織りなす絶景ですね。
この崖の先端に立っている人もいましたよ。私はこの辺りから足がすくんでむりでした(笑)
崖の下にはパラドールがみえました↑
ここの展望台の近くからは、ジップラインもできるみたいです。
ちょうど日曜日でしたのでインフォメーションはお休みでしたが。。。
観光トレン(バス)でもここまでこれるようですね。
アーモンドの花が桜のように美しかったです。
この辺りには二番のバスも走っています。
展望台から、旧市街の小道を散策
San Pedro教会あたりの裏道へ。
Rda. Julián Romero(フリアン ロメロ通り)
ちょっとした展望台もありました。
マンガナ塔(Torre Mangana)
マヨール広場から、C. Alfonso VIII(アルフォンソ8世通り)をくだります。
C. Mosén Diego de Valera(モセン ディエゴ デ バレラ通り)をあがります。
この辺りもカラフルな家が立ち並んでいます。奥には「水曜どうでしょう」↓の聖地 小林製薬の糸ようじがみえます(笑)
坂道と階段を上がると、マンガナの塔がみえます。
ここからは新市街がみわたせます。
エレベーターでもあがってこれそうです。
- アラブの要塞跡にあり、昔は街の時計台だった、クエンカのシンボル
- 16世紀に建設され、20世紀に新ムデハル様式 に改修された
サンタ・マリア通りを下ります。
メルセー広場。
マジョール広場に戻ってきました。
クエンカの夜「魔法がかかった街」
ライトアップされた旧市街と宙づりの家が美しいです。
崖と旧市街の街並み。
サンパブロ橋。
サンパブロ橋から見たパラドール。
水曜どうでしょうの聖地 小林製薬の糸ようじ。
マヨール広場と大聖堂。
朝はかなり人が少なくて、写真も撮りやすかったです。
まとめ:日帰りでも観光できますが、一泊するのもおすすめ
- 今回は一泊して、朝夕に移り変わる景色を堪能しました
- 魔法がかかった街と言われる不思議な景観は、夜もとてもおすすめです