2023年6月にスペイン・カナリア諸島・テネリフェ島を旅行しました。
その際に、島の北部にある街「Puerto de la Cruz」の三つ星ホテル「Hotel DWO Nopal」に宿泊しました。
この辺りは、海沿いの素敵なリゾートホテルもあるのですが、翌日の移動を考えて、便利な立地で新しそうなこちらのホテルにしました。
付近に4つ星ホテルもあるのですが、古いホテルで評価が今ひとつのところも多かったり、2泊からしか受付なかったりしていました。
シーズンだと、無謀に料金を引き上げるホテルもある中、比較的良心的なお値段でした。
アクセス:Hotel DWO Nopal
Puerto de la Cruz のバス停にも程近くて便利そうだったので予約しました。
翌日、こちらのバス停から朝早く、テイデ山に向かう予定でしたので。
本当は、バス停にもっと近い4つ星ホテルが希望だったのですが、2泊からしか受け付けていませんでした(泣)
アクセス:空港からプエルトデラクルス(Puerto de la Cruz)への行き方(バス 30番)
空港バスはプエルトデラクルス行きは、1時間に1本程度で、ちょうどバスが出たばかりでしたので、タクシーを利用しました。
空港バスでもタクシーでも30分ほど要します。
途中で、テイデ山が見えました。翌日こちらに登ります。
テネリフェ島の下界からテイデ山が見えたのはこの時ぐらい。
ゴメラ島からの方がよく見えました。
近づくと、雲に隠れて見えなくなってしまうからかな。
島は、かなりの坂道です。この小さな、街の中でもかなり急勾配です。
足腰が悪い方は、海沿いは平坦ですのでそのあたりにホテルをとって、海沿いの遊歩道あたりを散策する方がいいかも。
それ以外は、タクシーなどを利用した方が良さそうなぐらいの坂道や階段でした。
ホテルの前までは車では行けなかったので、近くで下ろされました。
周囲は、このような階段や坂道が多かったです。
海沿いや、街の中心はこのように平らになっているのですが、ここから急な坂になります。
ホテルの前の通り。
ホテルの外観。
通りの突き当たりは海で平坦な道ですが。
山側を見ると、、すごい上り坂、階段が続いております。
3つ星ホテル 「DWO Nopal」チェックイン
街中にありますがリフォームされたような比較的新しそうなホテルでした。
入り口には、カナリア諸島の伝統的な服を着たマネキンが。
街中でもこういったマネキンを時々見かけましたが、ちょっと怖い(笑)
先住民族・グアンチェ族の文化にスペインや南米、北アフリカの文化が混ざりあってできた文化だからか、また、スペイン本土とはちょっとテイストが違いますね。
チェックインの際に、ホテルの周りのことを教えてもらいました。
おすすめのレストランは、ホテルの目の前にあるレストランだそうです。(夕食はそちらでいただきました)
海沿いの遊歩道がみどころで、街の中心に広場があるそうです。
翌日訪問予定の、テイデ山へのバスが発着するバスターミナルも、歩いて10分程。
バスの時刻表などは、よくわからないから、直接バスターミナルで確認するように言われました。
フロント階には、ラウンジスペースもありました。
プールや朝食会場のカフェは最上階にありました。
お部屋の様子
エレベーターを上がると、採光用の中庭に面していて、自然の光が注いでいました。
比較的、建物のつくり自体は新しく、モダンでオシャレな雰囲気です。
今回は、スタンダードのお部屋にしました。
他には、バルコニー付きのお部屋やプレミアムのお部屋がありました。
こちらのホテルは、すべてのお部屋がシャワーのみで、浴槽はないそうです。
ベッドでびっくりしたことがありまして、、、上布団はシーツのみでした。
テネリフェ島は、20-25度の温暖で過ごしやすい気候なので、冷房などかけない限りシーツ1枚でも大丈夫なのか?!とびっくりしました。
が、気密性がいいのか、シーツ一枚でもちょうどよかったです。
ただ、今回他のホテルに4軒ほど宿泊しましたが、どのホテルもこういった状況ではありませんでした。
シーツ自体は、清潔な感じでした。
バスルームは、一見、綺麗そうに見えたのですが、、、髪の毛が壁についていたり、床に落ちていたのです。。。
床にも結構髪の毛が落ちていたのです、、、
ということで、迷いましたが、フロントにいき、お部屋を変えてもらうことにしました。
内装は新しめで綺麗そうなのですがね。。
三つ星ホテルということもありアメニティはシンプル。
こちらのお部屋は、採光用の中庭向きでしたので、眺望は今ひとつ。
といっても、街中ですと、通り側は、うるさいこともあるのでこういう内向きの部屋のほうがいいこともあります。
こちらに、上布団が入っていましたが、シーツ一枚で十分でしたので使いませんでした。
冷蔵庫の中が、少し汚れていました(汗)拭き掃除していないな。。。
フロントで、状況を伝えて部屋のチェンジを申し出ました。
ちょうど、ホテルのお掃除スタッフで地元のおばさまみたいな方々が、意気揚々と退勤していく時でして、気まずかったですが。。
フロントの方と共にお部屋をチェックして、新しいお部屋にしてもらいました。
その際に分かったのですが、どうやらお掃除の方法で、モップの水拭きしかしていない様子。。。
掃除機がないのですって。。。だからどうしても、髪の毛とかが落ちてしまうみたい、、、
ただ、壁や洗面台に髪の毛はないかな。。。
最初は、内向きのお部屋でしたが、通り側のお部屋になりました。大通り側は、テラス付きのようです。
お部屋のつくりは少し配置が違う程度でした。
洗面所などに、髪の毛は落ちていませんでしたが、やはりよく見ると、床の上には髪の毛が落ちていましたね。
掃除の仕方上、これ以上求めるのは難しそうでしたので、ここで手を打つことにしました。
ただ、Googleの評価は良かったので、内装が綺麗だったら、海外の方は床の汚れはあまり気にならないのかもしれないですね。
通り側は、大通りではありませんが、朝早くから清掃車が通って、ガチャガチャしていました(汗)
ただ、これは、相当防音の優れた窓を使用したホテル以外は、スペインですとどこでもありがちなことです。
なので、街中のホテルの通り側は、うるさいこともあります。深夜に清掃車が通ることもありますからね。
外から見ると、テラス付きのお部屋は、大通りに面していて、私たちの部屋はテラスはなく脇道に面していました↓
朝の通りの様子。前のベーカリーカフェが人気のようでして、前日ジェラードをいただいたのですが、朝はパンをテイクアウトしました。
屋上のテラスが最高でした
こちらのテラス席で朝食もいただけました。
雲に隠れていますが、なんとテイデ山ビューです。
街はほぼ、同じ高さの建物が並んでいます。
海も歩いて行ける距離ですが、ビーチやリゾートを感を味わいたいなら、ここから15分程度のPlaya de Martiánez(マルティアネス ビーチ)の方がいいのかも。
屋上には小さいですがプールもあります。プール用にフロントでタオルを借りれるのですがデポジットが10€ほどだったかと思います。
朝の街の様子。小さい街で、清掃車以外は比較的静かな朝(笑)静かだから余計清掃車の音が目立つのかな。
朝も、ちょうどテイデ山の山頂は隠れています。外輪山のところが見えているのかな。どうもこの高さに雲が溜まりやすい様子。
この日、テイデ山の2000m程度のパラドールに宿泊しましたが、その標高ですとスッキリ晴れているのですよ。
行くまでに、雲の中(霧の中)がしばらく続きました。
屋上でいただく朝食ビュッフェが最高
こちら、良心的な宿泊代の割に、なんと朝食がとっても充実していてオシャレでした。
屋上テラスの隣にある朝食会場の大きな窓からも、テイデ山ビュー。
みなさん、海外の方は屋上テラスでいただいている人が多かったですね。
朝食ビュッフェも、美味しそうなお食事が並んでいました。
そんなに品数が多いわけではないのですが、全部食べれるわけではないので十分すぎます。
マンゴージュースもあって、南国感があります。
食べたら、スーパーに売っているレモンヨーグルトと同じでしたが、おしゃれに盛り付けられている。
ちなみにスーパーのレモンヨーグルトも美味しいです(笑)
ハーブティーの種類も豊富。
さらに、、温かいメニューも注文できました。
パンケーキ(Tortitas)もあって、お値段の割にオシャレすぎるんですけど!
こちらは、Tortilla(オムレツ)、スペイン風オムレツとは違う、洋風なオムレツでした。
テネリフェ島では、バラキート(Barraquito)というコンデンスミルク入りのカフェオレがあるのですが、こちらのコーヒーマシーンで淹れた、カプチーノもカフェコンレチェも、なぜか甘かった(笑)
スペイン、他のどこのホテルでもこんなことはなかったですけどね。
こちらの朝食のお値段ですが、宿泊代+二人で12€ぐらいでつけることができたので、一人約6€でした。
まとめ:コスパが良いホテルでおすすめ
- シングル部屋もあり、おひとり様でもお得に泊まれそう
- リゾートをゆっくり味わうのなら、海沿いの方がいいかもしれませんが、私たちは翌日のテイデ山行きのバスが近い街の中心にしました
- 床の掃除はちょっと甘いのですが、、新しい方のホテルだし、屋上の絶景や、美味しい朝食を考慮するとおすすめです
- フロントの方もいい人でした