今回は、アシャンプラ地区にひっそりとあるガウディ建築「カサ・カルベット」内にあるチョコレートショップをご紹介します。
カサ・カルベット内にある「Xocolates Brescó 」(チョコラテス・ブレスコ)
実は、こちらのお店が入る建物は、ガウディ初期の作品「Casa Calvet」です。
繊維工場経営者で当時のブルジョアだったカルベット氏の事務所兼住居として1900年ごろに建築され、ガウディが建築賞を受賞しています。
代表的なガウディの作品で世界遺産の「カサ・バトリョ」(Casa Batllo)や「カサ・ミラ」(Casa Milla)とは少し趣が違い、街中にひっそりあるので、ついつい、見落としてしまちがちです。
こちらに入っているのが、1875年創業の老舗のチョコレート屋さんです。
店内に入ると、、、アンティークな椅子があり、座るのは禁止と書いてありました。ガウディの椅子かな?
ショーケースには、チョコレートが並びます。
オランジェット(オレンジピールチョコ)の一番小さい袋を購入してみました。ホワイトチョコのコーティングもあるのが珍しいですね(2.8€)
11月1日はカトリックの諸聖人の日Día de todos los santos(トドス ロス サントス)”の日。亡くなった人たちの霊を弔いお墓まいりをしたりする、日本でいうお盆のような日。
バルセロナがあるカタルーニャ地方ではハロウィンの10月31日は、La Castañada(カスタニャーダ)の日といって、前夜祭のような行事があるようです。先祖の魂が戻ってくるため、前夜から一晩中鐘を鳴らしたそうで、その体力を保つため栄養価の高い、栗やお芋でできた期間限定の伝統菓子Panallets(パナジェッツ)やワインを楽しむという習慣があるのだとか。
カスタニャーダ(La Castañada)は栗という意味で、この時期、栗もよく売られているそう。
パナジェッツでよくあるのが、こちらの松の実がトッピングされているものということで、こちらも購入してみました。(一つ1.2€)
カフェ メニュー
コルタード 1.35€
カフェコンレチェ 1.6€
チョコクロワッサン 1.3€
エンサイマダ 1.3€
Ensaimada(エンサイマダ)スペイン領マヨルカ島の特産品とされているパンです。
元々は祝日に特別に作られる甘いパンで、平らな渦巻き状の形のパンの上に真っ白に粉砂糖がかかっているのだそうです。
普段なら、あまり手を出さない系統のパンですが、こちらを食べている方が多かったので、頼んでみました。
こちらのエンサイマダは、ほんのりと柑橘系のお味がしていたように思いました。ふわふわの食感でした。
クロワッサンもけっこう大きくふわふわで、チョコレートもほんのり甘さがありました。
アクセス
まとめ
今回は、Eixample(アシャンプラ地区)にあるカフェをご紹介いたしました。
この辺りは、ホテルもたくさんありますが、メイン通りから少し中に入った裏道にはたくさんのカフェがあります。
ローカルのカフェの雰囲気をぜひ旅行中にも味わってみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。