今回は、2017年10月に南米(ペルー・ブラジル・アルゼンチン)旅行に行きましたのでご紹介したいと思います。
今回は、自分で色々と個人旅行のルートを考えたのですが、ルート作成やチケットやホテルの手配が難しく、治安・手軽さの面から、一人で旅行会社のツアー旅行に参加することにしました。
日本からアメリカ経由し、ペルーまでの2区間ビジネスクラス
日本から、JALでアメリカまでいけたので、その区間は日本語も通じるし、日本のサービスでもあるので、これからの長い旅路を考えると日系の航空会社ですと気が楽ですね。
私は、はじめての南米旅行で、マチュピチュにいくまでにクスコなど高山病のリスクもあることから、体調を整えることを重視して、
日本→アメリカ→ペルーまで、2路線ビジネスクラスにしました。
ただ、ツアーですと特に南米行きの路線のビジネスクラスというのは少なくて、アメリカ路線はビジネスクラスが多くでておりましたが、それにプラスしてリクエストして南米路線もビジネスクラスにしてもらいました。
2路線ともエコノミーでも、機内で寝ることができる人は、高齢の方でも平気だったという方もいらっしゃいました。
私はビジネスクラスでも全然寝られないので、横になってとにかく休息をこころがけました。
正直、ラタム航空はビジネスクラスの席数が少なく、2-2-2の配置、南米のサービスということもあり微妙なのですが、ドル箱路線のようで、かなり高額(往復+約50万円)になったので、ちょっと悔しいですね。
1日目 関西空港発(ロサンゼルス乗継)ペルー・リマへ 丸1日移動日
スケジュール
[夕]【日本】関西空港発 JAL 060→【アメリカ】ロサンゼルス国際空港(約10時間半)
[昼]ロサンゼルス着 入国後、送迎バスで休憩用のデイユース・ホテルへ 夕方ホテル発 空港へ
[夜]ロサンゼルス発 「ラタム航空」 LA601(ビジネスクラス)→【ペルー】リマ(約8時間半)
JALビジネスクラス 関西空港発 ロサンゼルス空港行き
当時(2017年)、関西空港発の便はなんとビジネスクラスでも「JAL SHELL FLAT NEO」というフルフラットではないシートでした。
はじめて、関西空港からJALの国際線に乗ったので、成田でも羽田でも同じものだと思っていましたが、機材は路線によってかなり違うこともあるのでよく調べないといけないですね。
機内食は、まずは和食にしました。しばらく日本食は食べることができないので。。。
小腹がすいたので軽食もいただきました。
ロサンゼルス国際空港(LAX)
お昼に、ロサンゼルス国際空港に到着。
アメリカでのトランジットなので、ESTAが必要です。
はじめて、APC KIOSK「Automated Passport Control」(自動入国審査)を行いました。
入国審査エリアに設置された機械(APCキオスク)で入国審査および税関手続きをします。
(「日本語」を選択、パスポートをスキャン、税関の質問、ESTAの確認、指紋スキャン、滞在目的、顔写真撮影、到着便名の確認など)
完了すると、レシートが発行され、入国審査官のところで質問されて終了でした。アメリカって本当にドキドキします(悪いことはしていませんが)
税関申告書 は、あらかじめ帰りの分も考えて機内で2枚いただいておきました。
アメリカ合衆国では、
「肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込み不可。
特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子なども持ち込みが禁止。」
ということもあり、今回、初の南米旅行ということで、食事が合わないことも考え持ち込んだインスタント食品(けっこう考えて牛肉エキスを使っていないものにしました)が心配でしたが、添乗員さんはあまり気にしたことがないそうでした。
アメリカ合衆国/ハワイ税関申告書記入のご注意 |
---|
肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込むことはできません。これらのものを所持していながら、申告を行わなかった場合は、虚偽申告とみなされ、多額の罰金が科せられる場合があります。 特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子なども持ち込みが禁止されており、申告の対象となっています。 |
入国審査(税関申告)→荷物受取→税関チェックをうけ、やっと外に出られました。
空港近くのデイユースホテルで休憩
送迎バスで休憩用のデイユース・ホテルへ移動しました。ロサンゼルスの空港のロータリーも広すぎて大変ですね。
ホテルにチェックインし、夜のフライトに向け、仮眠をとったりシャワーを浴びたりして準備をしました。
夕方ホテルを出発し再度ロサンゼルス国際空港へ移動。まだまだ、南米への移動が続きます。
私が調べたツアーでは、ここアメリカで一泊し、全体の日程がさらに長いものもありました。
ツアー終了後の感想でいうと、もし、時間とお金に余裕があれば、ここで一泊しておいた方が体が楽かなと思いました。
私は、はじめての南米でもし、合わなくてはやく帰りたいと思うかもしれないとなるべく短いツアーにしました。
むしろ、長いツアーで連泊があり、ゆとりがあるほうがいいなと最終的に思いました。
日程表からだけではわからない、日程の過酷さがありました。
【ラタム航空・ビジネスクラス】ロサンゼルス発 ペルー・リマ行き
[夜]ロサンゼルス国際空港発(LA601)【ペルー】リマ行き(約8時間半)
初めてのラタム航空、南米の航空会社ということでかなり、びびっておりました(笑)
基本的には、日経航空会社か、中東系がサービスの面では好きで、欧米系は微妙だと思っていますが、南米はどうなのかなと思っておりました。
HP:ラタム航空ビジネスクラス
まず、座席のならびが2−2−2という配列で、満席だったということでけっこう辛かったです。一人旅ですと、プライベート感がある座席の方が嬉しいです。。。(その後、窓際が1席の座席配置に変わっていくようでした)
LATAM航空は、2012年にチリのラン航空とブラジルのTAM航空が合併した南米最大の航空会社です。
スカイトラックス社による2016年の『ワールド・エアライン・アワード』で、南米においてベスト・エアライン賞を受賞されたりしていたのですが、このご時世で、2020年4月30日をもってワンワールド アライアンスを脱退、5月にアメリカ連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、「破産からの経営立て直し」をされているようですね。
2日目 ペルー・リマ→ブラジル・イグアスへ
[朝]【ペルー】リマ「ホルヘ・チャベス国際空港」到着
[昼]【ペルー】リマ発 LA2443 → 【ブラジル】(IGU)フォス・ド・イグアス国際空港(約4時間) 夕方到着
この3路線目でラストのルートがエコノミー席で、4時間ということできつかったです。
イグアス国際空港は小さい空港なのですが到着後の入国審査が並んでいて時間がかかりました。
[夕]ホテルへ(Continental Inn Hotel 2泊)
Continental Inn Hotel(コンチネンタル イン ホテル) 2泊
イグアス空港からほど近いホテルに宿泊しました。
初のブラジルでとても驚いたことが。。。常時、気候が温暖ということもわかるのですが、、、こちらのお写真のように、お布団がなく、シーツがかかっているだけだったこと。。。私の部屋だけかしら?と思い、添乗員さんに尋ねましたが、どうやら普通?!の様子でした。
おそらく古いホテルですが、広さもほどほどにあり、寝るだけなのでまあいいかなというレベルでした。
イグアスの滝周辺のおすすめ高級ホテル
ベルモンド ホテル ダス カタラタス(ブラジル側)Bermond Hotel das Cataratas
イグアスの滝の国立公園内にありなんとイグアスの滝まで徒歩2分
シェラトン(メリア)・イグアス・リゾート&スパ(Sheraton Iguazu Resort & SPA)アルゼンチン側
HP : Gran Melia Iguazu
ブラジルの気候
南半球の国ブラジルの気候は、基本的に日本と季節が逆、国土も広く、地域により大きく違います。
夏は11月~4月、冬は5月~7月。
イグアスの滝は熱帯雨林地域の位置し、頻繁に降る雨と空気中の多く含まれる湿度が特徴です。
この地域の気候は亜熱帯で湿度が多く、10月〜3月までの蒸し暑い夏と5月〜9月までの涼しく乾燥した冬の2つの季節に分かれています。
イグアスの滝旅行のベストシーズン
滝の水量は12月から1月が最高です。気候的にベストなのは、比較的乾燥している4月〜9月。滝の水量を考えると、天気は不安定で暑いのですが、10月〜2月がベストで、滝の水量が増え始める10月がベストシーズンかもしれません。
まとめ
今回は、日本からブラジルまで1日以上かけての移動をご紹介いたしました。
やっと地球の反対側までやってきました。
次回、ブラジル側・アルゼンチン側の世界遺産『イグアスの滝』をご紹介いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました!