2021年6月中旬にスペイン、バルセロナからスイス・チューリッヒ経由で日本に帰国しました。
今回は、成田空港に到着し、そこから帰国後3日間、政府指定のホテルで3日間を経験しましたので、その体験をご紹介したいと思います。
スケジュール
成田空港到着 0日目
日本帰国日(0日目) 16:50 成田空港到着
乗客は20人くらいと少なかったが、ここのところ成田空港から入国者が増えており、一日3〜4千人ほどいるようで、この日は、やや多めだったようで、前の便の入国手続きが押しており、かなり時間がかかりました。
21:30 入所手続き後、やっとホテルのお部屋に入ることができました。
お弁当をいただきました。
入所の案内にあるQRコードからホテル用の「健康観察チャット」の登録
『退所バスの時間の希望』の用紙を記入(翌日 朝提出)
スペインからの帰国は3日間ホテル滞在ですが、到着日はカウントせずに0日目となります。
1日目
*食事は8:30/12:00/18:00予定ですが、かなり前後することがありました*
7:00 最終日の方のためのアナウンスが入る(最終日の検査の実施)
8:00 朝食の配膳のアナウンス(ここから、配膳完了まではドアを開けないようにとのこと)
9:00 までに検温し、前日配られたQRコードからホテル用の『健康観察チャット』に回答(体温計は入所時に貸してもらえますが、私は持参しています)
9:30 朝食配膳完了
11:00 厚生労働省からの『健康状態の確認フォローアップメール』がくるので14:00までに回答
11:00 昼の配膳開始(配膳完了までドアは開けない)
13:00 昼の配膳完了
14:30 厚生労働省からアプリOELのパスワードが届く
15:02 OELで位置情報の要求あり
15:50 夕食の配膳開始(配膳完了までドアは開けない)
17:25 夕食の配膳完了
この日配られたお弁当
お部屋の前のドアノブにお弁当がかけられています。配膳完了のアナウンス後にドアを開けて取り込みます。鯖、豚肉、チキンがおかずでした。
1000人くらいの人が泊まっているようで、検疫官の人たちも大変そうです。ご飯の時間もかなり予定よりずれたりしました。朝は、遅めで、それから昼、夜と立て続けのご飯で、動いていないのでお腹もすかないから辛いです。
退所時間がわかったので、次の自主隔離ホテルに向かう入国者専用バスの予約もしました。
2日目
ルーティン
①検温 ②9:00 ホテルの健康観察チャットに回答 ③11:00 厚生労働省からのメールに返信
④16:11 OELで位置情報の要求あり
この日のお弁当
朝は洋食、焼きそば 昼はチキン、夜は牛肉
3日目 退所日
7:00 検査実施
7:40 検体回収
モーニングルーティン
①検温 ②9:00 ホテルの健康観察チャットに回答 ③11:00 厚生労働省からのメールに返信
9:00 朝食 なんと唐揚げでした!
11:37 OELから位置確認の要求(この日1回目)
12:00 昼食 最後はチキンでした
15:00 結果の電話、めでたく出所となりました!
本来は、16:00の退所バスで成田空港まで行く予定でしたが、人数が多くて、結果が発表された人から、順にバスに乗ることになりました。
朝から、退所に向けて、すぐに部屋を出れるようにしていたので、早々に退室しました。
15:15 退所手続き後、ホテルから退所バス乗車
15:25 成田空港第2ターミナル着 解散 (第一ターミナルでもOK)
17:37 OEL位置確認の要求(ホテルにいなかったからでしょうか?!本日2回目)
18:00 に予約した入国者専用バスで、自主的に滞在する用に予約した赤坂エクセルホテル 東急に移動
お部屋の様子
一人でしたので、シングル用のお部屋でした。3泊4日の間、クリーニングなどは入りません。
バスタオル、足拭きマット、フェイスタオルが1枚づつ置いてありました。
ビジネスホテルなのに、レインシャワーがついているのは、海外の人向けでしょうか。
8階からの景色です。毎日、JALやJetStarなどの発着が見放題です。
防音の窓だからか、閉めていればそんなに音は気になりません。
窓を開けるとすごい音です。
シングルのお部屋だったせいか、周りもとても静かでしたが、夜の20時ごろに館内アナウンスで、静かに過ごすようにと入院生活のようなアナウンスが流れました。
ちょっと残念だったのは、前に泊まった方たちが潰しただろう虫の跡が天井やカーテンに多数ありました。
窓は少ししか開かないのですが、私が泊まっていたときも、8階なのに日中に小さい虫がかなり入ってきました。
また、初日に冷蔵庫を見ると私の前に泊まっていた人のサラダが残っておりました。
このような点で、かなり気分は萎えましたが、そんな贅沢も言っていられない状況ですね。
サービスについて
政府借り上げのホテルとなっているので、備え付けのものなどが、通常時のホテルより少ないかもしれません。また、サービスなどもホテルクオリティではないので、気になる方は準備をしていったほうがいいかもしれません。
ローソンへの買い出しのお願い *現金が必要
宿泊者の人数もかなり限界の様子で、スタッフも大変そうです。
8時からと17時からで人数限定でお買い物を頼めます。
私は、お弁当にちょっと飽きてきたのか、動いていないから食欲もなく、ヨーグルトやフルーツ、サラダを頼みました。
コーヒーも備え付けではついていないので、頼ませてもらいましたが、事前に用意したほうがいいかもしれません。
生野菜などが少ないのもあり、いい歳なのに、吹き出物もでてきたので、こちらも追加しました。
備え付けであったもの
シャンプー、リンス、ボディーソープ
歯ブラシ、スリッパ
ドライヤー
ポット、マグカップ
お茶の粉、昆布茶の粉
備え付けで置いてなく、持って行った方がいいかもしれないもの
洗顔、綿棒
化粧品
体を洗うスポンジやタオル
生理用品など
パジャマ(部屋着)
コーヒー
頼めば持ってきてくれたもの
替えのタオルのセット、お水の追加を頼んだら、カミソリ、コームもついてきました。
殺虫剤、アースノーマット(窓を少しだけ開けているだけで、小さい虫が大量に入ってきました)
退所の時にエレベーターの注意書きを見たら、羽虫が多いので窓をあけないように書いてありました。
交換をお願いできたもの
タオル(もしかすると、まとめて何枚かもらっておいてもいいかもしれません)
長期隔離中に持って行った方がいいもの
爪切り、体温計(体温計は入所時に貸してもらえますが、私は持参しています)
コーヒーなどの好きな飲み物(ポットのお湯で入れられるもの)
お菓子やちょっとした食べ物(朝食の配膳完了が遅め、その後、立て続けにご飯が続いたりと小腹が減るかもしれません)
虫対策(蚊はいませんでしたが、もしかするとかゆみ止めなど必要な人もいるかもしれません)
除菌・消臭スプレー(おそらくですが、政府借り上げなので、細かい掃除が微妙な感じでした)
除菌ティッシュ(自分で一度拭いたほうが安心かもしれません)
マスク
乾きやすい部屋着(パジャマの備え付けはありませんでした。ランドリーのサービスもないので)
まとめ
今回は、成田空港の帰国後のホテルをご紹介しました。(ホテル東横INN成田空港)
正直、高級なホテルに泊まり慣れている方には、きついかもしれません。
人によっては、ご飯も美味しく、快適だったとおっしゃる方も多いですが、次は違う空港にしたいと思います。(関西空港利用時は、ホテル日航関西空港を利用していましたが、快適でした)
しかしながら、スタッフの方は、本当に大変な中、色々と良くしてくださり大変ありがたく思いました。
オリンピックもあるからか、かなり体制も限界にきているのではなないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。