2023年にスペイン・カナリア諸島を旅行しました。
テネリフェ島からゴメラ島を訪れ、パラドール(Parador de la Gomera)に宿泊しましたのでご紹介いたします。
アクセス:Parador de la Gomera
すごく急な崖の上にあるので、階段や坂道が多いこともあり、スーツケースの方は絶対にタクシー利用がおすすめです。
私たちはリュックだけでしたので、街を散策しながら歩いていきましたが、入り組んだ道に迷ったりして大変でした。
何度か、パラドールと街の中心地を行き来して、一番ベストなルートを見つけましたのでご紹介いたします。
10:43 フェリー乗り場から街の中心地へ向かいます。
パラドールは、フェリー乗り場から見えるこの崖の上にあります。
港沿いの遊歩道を歩いて、街の中心地へ向かいます。
青と緑のラインが引いてありわかりやすいです。
港にはたくさんの魚がいました。
街の中心地の前のビーチ。黒砂ですね。
10:52 街の中心部に到着。
街の中心地につきました。この辺りには飲食店が並びます。
街に入って、すぐ右手にあるこの急な階段を上っていきます。
Googleマップでは、12分ほど。
もう一つ、隣にも同じような階段がありまして、、
黄緑色の階段でフォトジェニック?!こちらから昇っても大丈夫です。
私たちは、最初、この階段を見てひるみまして(汗)他の道から行ってみようと思ったのが大失敗で、余計辛い階段を登ることになりました(笑)
迷って、街のいろいろな風景を見れたのはよかったのですが、荷物を持っていたので、かなり辛かったです。
結局11:17にパラドールに到着したので、街から22分ほどかかってしまいました。
後から、このルートで登ったら、10分ほどで到着できました。
階段を上ると、、このような坂道になります。ここからつづらおりの坂道を登っていきます。
少し展望台のようになっています。
また、坂道が続きます。
途中、眼下に街が綺麗に見えてきました。
ひたすら葛折りの坂道を上がります。
夕日の頃も美しいです。
最後の坂道になりました。
パラドールの入り口に到着。こちらもちょっとした展望台になっています。
フォトジェニックなカラフルな街並み。
パラドール デ ラ ゴメラ
パラドールの駐車場入り口から、奥に入っていきます。
不思議な外観の建物。
実は、この時、政治家の方が訪れていたみたいで、カメラクルーが来たりバタバタしていました。
竜血樹が入り口に植えられていました。
11:18にパラドールに到着したので、まだチェックインはできず、タクシーを呼んでもらい島内を観光することにしました。
レンタカーだど、便利そうなのですけどね。海外でレンタカーを運転したことがないので。
ちなみに、タクシー観光は、先に確認はしなかったのですが3時間弱で120€でした。
他の方のブログを見ていたときに、80€ほどでチャーターしていた情報もあったのですが、少し高くつきました。
ただ、テネリフェ島でメーター制でタクシー利用をした際に、1時間半ほどで80€ぐらいでしたので、妥当かなとも思います。
事前に受付で、どれくらいが相場が聞いた方がいいかもしれないです。
ゴメラ島のアプリもあるのかな。
サンセバスチャンの街は、とっても小さいですがこの辺りに見所が詰まっています。
ゴメラ島は、島の外周道路みたいなのはなくて、かなり標高が上がったところに一度上がり、そこから各海沿いの街へ降りるようです。
海が見えるお部屋?
パラドールのお部屋は、スタンダード、スーペリア、スイートとあったのですが、お部屋からのビューなどがよくわかりませんでした。
スタンダードのお部屋にして、海側の希望を出しておきました。
チェックインの際には、希望を出していたことも忘れていましたが、フロントの方が気づいて、変更してくださいました。
廊下は、節電のためか、ちょっと暗め、窓があるところはサンサンと日がさしています。
実は、お部屋の目の前がちょうど陰になっていて、鍵穴が暗くてよく見えない(笑)
あと、パラドールの鍵はちょっとコツがあって開けづらいところも多い。。
ヨーロッパは、オートロックでもちゃんと閉まっていないこともあるので、閉まったかどうか、確認した方がいいですね
お部屋は、天井も高くてファンが回っていて南国らしい。
1階のお部屋のシービューって、どんなのかと思いましたが、、、
なるほど、、窓を開けるとお庭がありその奥に海が見えました。
2階のバルコニー付きがよかったかな〜なんて思いましたが、1階は、気軽にお庭に出られるので、朝、夜とテイデ山などの絶景を見ることができて、結果よかったです。
お庭に出ると、左手には、テイデ山が望めました。
1階のお部屋は、お隣さんとも近いのですが、植木が置かれてそれぞれの空間が仕切られています。
建物は、コロニアル様式(カナリア諸島様式)のようです。
南国ハワイのような感じでしょうか。
ガラス窓と、光を遮るような格子の扉がありました。格子扉だけを閉めておくと、風が入ってきて気持ちが良かったです。
冷蔵庫の中は有料。
パラドールは、古い造りが多いですが浴槽付きなのが嬉しい。
コンディショナーもついています。
建物の配置を見ると、シービューは半分くらいでしょうか。
中庭に面したお部屋もありました。↓
海側のお部屋。
よりテイデ山(テネリフェ島)が近くに見える。
眼下に見える、突き出た岬は、朝日鑑賞スポットのようでした。
一番東側のお部屋からは、テイデ山が望めそうでしたが、、
目の前に大きなサボテンと木があって。。。
テイデ山は、お部屋から見えるのかな〜といった感じ。目の前のお家からは見えそうですね。
北側のお部屋はあるのかな。。。裏手は、特に何もない。
亜熱帯の植物が生い茂るお庭
こちらのパラドールには、サボテン、ヤシの木などの亜熱帯の植物が生い茂る庭園があります。
カナリア諸島は、鳳凰木の赤い花が綺麗です。 マダガスカル産みたいですけど。
Flamboyán Madagascar
カナリア産の竜血樹もありました。
色々な植物があって、お庭を散歩しているだけで観光をした気分になってくる(笑)
大きなサボテン。
サンゴみたいな木。
Tabaiba amarga/Euphorbiaceae
Aloe アロエもありました。
パラドールは高台にあるので、街が見渡せます。
カラフルな街並みが美しい。
テネリフェ島行きのフェリーも見えます。クルーズ船も泊まれるようですね。
街にビーチもありましたが、こちらのパラドールには立派なプールがありました。
ヤシの木もカナリア産のようですね。
パラドール内のカフェ
中庭に面したテラス席が、小鳥のさえずりや噴水の音も聞こえて気持ちが良かったです。
バルにはずらりとお酒も並んでいます。
ところどころに中庭があり、気持ちの良い風が吹いています。
パラドールの会員ですと、ウェルカムドリンクがいただけます。
観光後に、喉も渇いたのでちょっと休憩。カナリア諸島のビールではなくMahouでした。
パラドール内の様子
広間みたいなお部屋。
手すりが、メキシコのチチェン・イッツァみたい。
2階の廊下。
建物の入り口付近にも、サボテンがいっぱい。
お部屋は、南向きになっているようですね。
近くにスーパーもあり便利
スタンダードのお部屋ですと、お水がついていなかったので、目の前にあったスーパーで購入。良心的価格でした。
モホソースもありました。
街に向かって降りてみる
ゴメラ島の街の観光がしたければ、パラドールは、ちょっと不便な位置にあるのですが、坂道や階段を10分ほど降りていくと街に行けます。
のぼりがちょっと、きついのですが。。。
坂を下っていくと、展望台がありました。
港が見えます。
こちらの脇にある階段を使うと、早く街に降りれます。
坂道を少し歩くと、、
階段がすぐにあるので、こちらを降りれば街に出ます。
この辺りには海や飲食店があります。
時間と共に変わりゆく景色を堪能
夕暮れ時。テイデ山のシルエットが美しい。月も昇ってきました。
静かな海です。
テネリフェ島の街明かりが見えます。
テネリフェ島にいた時よりも、テイデ山が綺麗に見えました。
星空も綺麗でした。
月が海を照らします。
朝は、早起きして、テイデ山から昇る日の出をみることができます。
下の埠頭にも朝早くから日の出待ちの人や釣り人がいました。
ちょうど、テイデ山の頂上から日がのぼりました。
雲がなかったら、もっとしっかり見えていたかも。
朝は流石に誰もプールで泳いでいないので、写真が撮れました。
サウナもありましたよ。
パラドール内でゆっくり過ごせました。
まとめ:南国の雰囲気漂う素敵なパラドール
- 今まで泊まったパラドールの中でも、上位に入るくらい気に入りました。
- サービスも、とても良かったです
- 少し不便な位置(崖の上)にあるので、タクシー利用がおすすめ