2023年にスペイン・カナリア諸島を旅行しました。
テネリフェ島の「パラドール デ ラス カニャーダス デル テイデ」(Parador Las Cañadas del Teide )に宿泊しましたのでご紹介いたします。
アクセス:Parador Las Cañadas del Teide
アクセス:テイデ山への行き方
テイデ山へは、北側からと南側からのアクセスがあります。
公共交通機関は、1日1往復のバスのみです。テイデ山国立公園内の循環バスは、日中の限られた時間4往復のみです。
●北部 プエルトデラクルス〜テイデ山 348番
- 行き:プエルトデラクルス発 9:30 オロタバ 9:45発→エル・ポルティージョ→ロープウエイ→パラドール(11:08着)
- 帰り:テイデ山 パラドール発 16:00発 テレフェリコ16:05発(ケーブルカー乗り場)
- テイデ山国立公園内の ケーブルカー乗り場などを順に停車
●南部 コスタ アデヘ〜テイデ山 342番
- 行き:コスタアデヘ 9:25発 クリスティアーノス9:40発
- 帰り:エルポルティージョ(テイデ山国立公園内)15:15発 、テレフェリコ(ケーブルカー乗り場) 15:40発 パラドール16:00発
※Googleで調べると帰りのパラドール発が15:42発となっていますので現地で要確認
●テイデ山国立公園内の循環バス 341番
日中の1日4往復程度しかありません。
●タクシー
タクシーは国立公園内に常駐しておらず、麓から呼ぶようで、呼んでから1時間半ほどかかるそうです。
私たちは、パラドールで予約してもらい、翌日はタクシーで下山しました。観光しながら85€程度でした。
世界遺産 テイデ山国立公園内にあるパラドール
- スペインの最高峰テイデ山 3718m
- 海底からは7500mの高さがあり、テネリフェ島は世界第三位の規模の火山島
- パラドールは海抜2000mを超えるテイデ国立公園の中心部に位置
- 「テイデ国立公園」は、2007年にはユネスコの世界遺産に登録
- グアンチェ族の言葉で「地獄」を意味する「エチェイデ」(Echeide)に由来
- 15万年前の噴火の際に、標高2,000メートル地点の巨大なカルデラ「ラス・カニャダス」(Las Cañadas) が形成された。
- 東西15km、南北10キロメートルに及ぶ巨大カルデラ内にあるパラドール
バスを降りて、目の前の建物「パラドール」へ。こちらには、ビジターセンターやカフェもありました。
5〜6月に花が咲く「エキウム」宝石の塔とも呼ばれる。こちらが見たかったのですよね。
エキウムとテイデ山。
山小屋のようなパラドール。
カフェの隣にパラドールの入り口がありました。
11:30頃にパラドールに着いたのですが、チェックインさせてくれました。
家族がここまでのバスで車酔いをしていて、あまり調子が良くなかったので助かりました。
こちらは、3つ星ホテルです。
テイデ山ビューのお部屋
今回は、事前予約の際にできたらテイデ山ビューを希望していましたが、チェックインの際に伝えるのを忘れていました。
ただ、きちんとテイデ山ビューでした。
テイデ山を見ながら過ごすことができます。
車酔いの家族は、ちょっと仮眠をとりました。
シンプルなつくりですが、十分ですね。
窓ガラスが少し引っ込んだ位置に取り付けられているのですが、これは噴石対策だったりするのでしょうか。それとも強い日差し対策でしょうか。
ポットやコーヒー、ハーブティー、お水のボトルがありました。
冷蔵庫の中は有料ですね。
バスルーム。
全てのお部屋いに浴槽がついているそうです。
パラドールのリップクリームは、初めて見ました。アメニティだから大したことはないかなと思って、使わないつもりでしたが。。
テイデ山をハイキングした後に、唇が荒れてしまって、使ってみたところレモンバームの匂いがしてとてもよかったです。
シャンプー・リンス・ソープもあります。
お手洗い。パラドールはお掃除後は、シールで止めてありますね。
今回、青い印のところがお部屋でした。こちらの並びはテイデ山向き。
他は、インテリオール(内向き)か、こちら↓の裏手のお庭や外輪山が望めるビューでした。
パラドールに泊まって朝や夜の絶景を楽しむ
夕食をいただいていたら、夕陽が沈むのを見逃しましたが。。Roque Cinchado(ロケ・シンチャード)の方に日が沈んだようです。
マジックアワーも美しかったです。
日が沈んでから、外に出て星空を見てみました。スマホでも撮れるくらいよく見えました。
夜明け前、お部屋からも星が見えました。
6:50 朝、まだ日が昇る前、外輪山に囲まれているから、少し日の出が遅いのかな。
7:12 日が昇り始めると、テイデ山が赤く染まりました。オーストラリアのウルル(エアーズロック)も夕日や朝日に照らされて色が変わりますね、そういった楽しみ方もできますね。
朝は、まだ往来する車の数が少なく、観光客もいないのでとても静かでした。
7:28 太陽がしっかり昇ったようですね。
7:58 外に出てみると、、
外輪山に日が昇っていました。ここはカルデラの中ですからね。
まとめ:テイデ山に一泊する贅沢な体験
- テイデ山へのアクセスは、山道を車で走行してくることになるので、車酔いされる方は、すぐに観光できないこともあるかもしれませんが、ホテルに宿泊すると休憩もできていいかもしれません
- 朝や夕方から夜は、日帰り観光の人がいないので静かです。
- 高山病に関しては、この辺りは2000m程度なので、頭痛など症状は私は出ませんでしたが、家族ともに、お腹が張って、ガスがいつもより多く出るということはありました
- ちなみに、私は2500mのマチュピチュでは、症状はなかったですが、ウユニ塩湖やクスコでは、息切れや頭痛などの症状が出ました。