2022年10月にスペインのトレドを旅行し、「パラドール デ トレド」(Parador de Toledo)に宿泊しました。
その際に、パラドール内のレストランで、朝食、夕食をいただきましたのでご紹介いたします。
また、宿泊者以外も利用可能で大人気のカフェもご紹介いたします!
「パラドール デ トレド」の絶景カフェは宿泊者以外も利用可能!
パラドールのレセプションを抜けると、カフェが正面にあります。外に出ると、絶景のテラス席があります。
宿泊者用のスペースも区切られて用意されていました。
●メニュー
こちらでお食事もできますし、カフェ利用もできます。
ビールが3ユーロから。
カフェも約3ユーロから。
この辺りはMahou(マオウ)ビールが有名ですね。
ちょうど夕日が沈む前の西日が厳しい時間でしたが、この時間は、街がオレンジ色・ピンク色にてらされてとても綺麗でした。
「パラドール デ トレド」ライトアップされた旧市街の夜景をみながらの夕食
20:30から夕食時間が始まります。私たちは、チェックイン時に20:30に予約しました。一番乗りでした。
レストラン内は席数もたくさんあって、パラドールの中では、広い方なのではないでしょうか。
窓際の席からは、美しくライトアップされたトレド旧市街の夜景がのぞめます。
●メニュー
それぞれの上の段が前菜、下の段がメインのメニュー(どちらからでもOKなので、前菜とメインを選びます)
・この地方のお料理
本当は郷土料理を食べたいところなのですが、この辺りのものは、個人的に苦手なものが多くて。
Perdiz(ウズラ)は食べてみてもよかったかな。小骨が多いのは気になるけど(笑)
Ciervo(鹿)Queso Manchego (マンチェゴチーズ)は苦手なんですよね。
・伝統的なお料理
●アルコール・飲み物メニュー
実際に注文したメニュー
今回は、夕食と朝食付きの宿泊プランを予約しました。
夕食は、コースメニューで前菜、メイン、デザートがつきます。(飲み物は別料金)
メニューの中で印がついているものは、+αの料金がかかります。
●飲み物 炭酸水 1ℓ Vichy Catalan 3.75€
●パンもついていました。こちらのパンは、味も凝っていて、切りたてなのでおいしかったです。
私は、トマト味、家族は、レーズンとイチジク入りのものを選びました。フムスもついています。
●前菜
・King Prawns sautéed with red curry ,foie soup and green asparagus
海老のソテー、レッドカレー、フォアグラスープ、グリーンアスパラガス添え
メニューの内容には書いてありませんでしたが、
Migas(ミガス)という「パンくず」を意味するクルトンみたいなのがたくさん入っていて、、これだけでおなかいっぱいになってしまうよ。エビが埋もれてしまっているではないですか。
こちらはスペインでは前菜でよく使われるらしい。私ははじめてこんなに食べましたけど(笑)
カレー風味もあって、ちょっとアジアンテイストな不思議な味付けでした。
・Guijuelo Iberian jam
スペインのサラマンカ地方ギフエロのハモンイベリコ ベジョータ (ハーフサイズ)にパンコントマテ
ギフエロという生ハムの有名な産地の生ハムのようですが、、おいしいのだけど、、、
もっとおいしいハモンイベリコベジョータがふつうにあるので、、あれ?!っといった感じでした(汗)
切りたてでないのか?たまたまなのか?
●メイン Braised veal cheeks, roasted pumpkin,chocolate and pistachio
牛のほほ肉の煮込み、カボチャのロースト、チョコレートとピスタチオ
Carilleras de ternera(牛ほほ肉)は、硬いお肉が多いスペインにおいては、柔らかくいただける一品だと思っております。なので、メニューにあると頼んでしまいます。
おいしいけど、サンセバスチャンやビルバオのバルでいただいた味付けの方がおいしかったかな。。。
味付けの問題かな。。。
●メイン Grilled Iberian Pork (Secreto Iberico)
イベリコ豚のグリル
Secreto Iberico(セクレト イベリコ)という希少部位、肩下や肩甲骨あたりの霜降りのようなお肉みたいです。
時々スーパーでも買ってみたりしますが、とにかく硬いお肉がおおいスペインでは、柔らかくておいしいお肉です。
●デザート メニュー(コースに含む)
もう、とってもお腹がいっぱいで、デザートもきついぐらいでしたが、、、がんばっていただきますよ。
Ponche Toledano(ポンチェ トレド)は、朝食のバイキングメニューにあったので一口いただきました。生クリームみたいなのが入っていましたが、たくさんは食べれないですね。
Mazappanes(マサパン)はアーモンドと蜂蜜などを使った伝統的なお菓子ですが、、、こちらもあまり好きではない(笑)
●カフェメニュー(別料金)
●デザート
・Cheese ice cream
チーズアイスクリーム
だいたいパラドールでは、デザートではさっぱりしたくてアイスクリームを頼みます。
こちらは、チーズが濃厚なアイスでした。
お腹がいっぱいだった私たちには、ちょっと濃厚すぎた(笑)
・Chestnuts flan custard almonds milk cream
栗のフランカスタード アーモンドミルククリーム
甘すぎるスイーツが多い、スペインですが、こちらのプリンは、そこまで甘すぎませんでした。
素朴な感じのプリン。栗味というのが珍しくていただきました。
お腹が空いている時に食べたらよかったかな。
●最後に、カフェコルダードを別に注文
念のため、お会計時もちゃんとチェックします。
「パラドール デ トレド」の朝食
朝食は、8:30に予約しました。すでに比較的混んでいましたが、年配の方が多く、あまり多くは食べられないようで、回転は早そうでした。
朝もいい雰囲気です。
朝日に照らされるトレドの旧市街がみえます。
朝食のバイキング。
・Flores Manchega(フローレスマンチェガ)イースターの伝統的なお菓子みたいです。↓
たくさんは食べれないけど、砂糖がまぶしてあって、コーヒーとともに少し食べたらおいしかったです。
・Mojete Manchego(モヘテ マンチェゴ) Asadillo Manchego(アサディージョ マンチェゴ)などがこちらの地方の料理かな
Mojete Manchego(モヘテ マンチェゴ)は、トマトにオリーブオイルや塩で味付けをしたもののようでパンにつけたりして食べるみたい。Pan con Tomate(パンコントマテ)みたいに食べるのかな?それよりは、酸っぱいというか、塩味がありますね。
Asadillo Manchego(アサディージョ マンチェゴ)は、ラタトゥユみたいな感じでした。
写真右端の、オレンジのスープは、アンダルシア料理のサルモレホ。私は大好きです。
・Queso Manchego(マンチェゴチーズ)
「ドン・キホーテ」に登場するラ・マンチャ地方の羊の乳から作られるチーズ
残念ながら、私は羊系のチーズの匂いが苦手。。。物にもよるかもしれませんが。
・Chacina de ciervo(チャシーナ デ シエルボ)鹿肉のソーセージ
試してみましたが、、、やっぱり、苦手な鹿肉でした(汗)
・Ponche Toledano(ポンチェトレダーノ)
夕食にもありましたが、甘すぎると食べれないので、こちらの朝食で一口いただきました。
生クリームみたいなものが入っていました。
次に訪問したサラゴサでも、Ponche Segoviano(ポンチェセゴビアーノ)というスイーツがあって、こちらはカスタードっぽいクリームでした。
土地によって違いがあるのでしょうか?
やはり日本のスイーツが一番ですね(笑)
パラドールでは、温かいお料理を注文できます。
ここで事件が。。。。
トルティージャにベーコンって頼んだのに。。。なぜか、罰ゲームのように大量のMigas(ミガス)が。。。
Migas(ミガス)は昨晩の夕食で大量にはいっていて、困ったパンくず料理。
クルトンみたいに少し振り掛けるだけなら分かるけど。。。こんなに食べれませんよ。
ただ、もう一つ家族が頼んだ卵料理も多めだったので、二人でシェアしていただきました。
パラドールにもよるのですが、温かい卵料理のプレートもけっこうなボリュームなので、もしかしたら、二人で一皿ぐらいでもいいかもと思いました。
たくさんいただいたので、次のランチは軽めになりましたよ(笑)
ちょうど、8時半に日の出でして、、、街がピンク色になっていました。
しっかりとした日の出らしい日の出ではありませんでしたが。。。
日が昇ると、また街の色が変わりますね。
まとめ:絶景のカフェ&レストランはオススメ
- カフェは宿泊者以外も利用可能
- カフェもレストランも絶景です
- 夕食付きの宿泊予約をしましたが、小食の方はおすすめしません、アラカルトの方がいいかと思います
- 朝食では、郷土料理も少し試すことができます
いつもパラドールに泊まる際には、朝食・夕食(コース)付きのプランにしていましたが、
何軒かパラドールのレストランでお食事をしましたが、、、量が結構多いので、夕食付きのプランではなくてもいいかなと思い始めました。
単品でも頼めるので、そちらのほうが、ちょうど良さそう。
たくさん食べられる方はコース料理はボリュームがあるのでおすすめです。
ただ、レストランの席数が少ないパラドールですと事前予約をしないと埋まってしまうこともあるので、注意が必要です。