2023年1月にスペイン・アンダルシア地方を旅行し世界遺産の街「ロンダ」を訪問し、街を観光しましたのでご紹介いたします。
アクセス:ロンダ
ロンダ山地を流れるグアダレビン川の新色によりできた深い渓谷の上の街
ロンダ山地を流れるグアダレビン川の新色によりできた深い渓谷の上の街。
世界遺産のヌエボ橋は谷をまたいで、新市街と旧市街をつなぎます。
近代闘牛術の創設者フランシスコ・ロメロが生まれた町でもあります。
ロンダへは、新市街の北にある鉄道駅またはバスターミナルから、ヌエボ橋まで徒歩10〜15分程度。
新市街にあるソコロ広場(Plaza del Socorro)
まずは、闘牛場やパラドールの周囲の崖沿いの遊歩道や展望台から、絶景を堪能。
闘牛場
実際に観光したルート
今回宿泊したパラドールのスタッフがオススメのルートを教えてくれました。
旧市街は教会や広場を回って、ビエホ橋やアラブ浴場の方へ行くといいよとのことでした。
パラドール前・エスパーニャ広場 Plaza Espana
ヌエボ橋
パラドールの脇から、「ヌエボ橋」を眺めます。
18世紀に完成した石橋。
夜はライトアップされます。
パラドールの周りの歩道から渓谷を眺める
ヌエボ橋からパラドールのカフェのほうへ歩くと、パラドールをぐるっと半周するように遊歩道があります。
反対側の崖を見ると崖下に続く遊歩道らしきものがみえます。↓こちらからヌエボ橋を見ると絶景ですが要体力!
パラドールの裏側(西側)には、広大な景色が広がります。↓こちらには夕日が沈みます。
さらにすすんでいくと↓公園内の崖の先端に展望台があるのがみえます。こちらまで歩いてみます。
展望台
こちらで、ハープを路上で引いていらっしゃるパフォーマーの方がいて、ファイナルファンタジーのような音楽でとても格調高かったです。
広大な景色ととてもあっていて、弾いていらっしゃる方もこのような場所で弾くのは気持ちがいいのではないかと思いました。
崖の下には、キャンピングカーが何台か停まっているところがありました。
こちらの展望台からは、パラドールがみえます↓本当に崖の上に建っています。
こちらでみつけた可愛らしいニャンコちゃん。
あなたはワンちゃんですか?と思うくらい、背中を地面にこすりつけていました(笑)
かわいいですね。
ヌエボ橋をわたり、旧市街へ
ヌエボ橋から下の渓谷を見下ろすと。。。足がすくみます(怖)
タホ渓谷(テージョ川)が下を流れます。(グアダレビン川というのかな?)
ビエホ橋とヌエボ橋を望む展望台
こちらの展望台は、ヌエボ橋を渡って、すぐ左手にあります。
展望台の左手にはヌエボ橋やパラドールがみえます。↑
右手にはビエホ橋が眼下に見えます。↓
夜は、こちらもライトアップされていました。
旧市街を通りヌエボ橋を見上げる絶景スポットへ
ヌエボ橋を渡り旧市街へ。橋を渡ってすぐに振り返ると、こちらからは崖の上に建つパラドールがみえます。↑
旧市街へ。
きれいなタイルの地図がありました↓
旧市街のC. Tenorio(テノリオ通り)を通って、展望台へ向かいます。
通りを進んでいくと展望台があります。
崖上の展望台から崖下の展望台へ
ここからも崖の上にたつパラドールが一望できますが、、さらに崖下へ。
ここから、階段を降りて、崖下へ向かいます。
5-6分下っていくと、展望台があります。
実は、途中から、このようにちょっと滑りやすく、危ない道になりましたので、足腰が悪い方、年配の方にはおすすめできません。
展望台には、絶景の写真をおさめようと観光客が集まっています。柵はないので不注意で落ちても自己責任(怖)
こちらからのお写真がこちら↓絶景!渓谷に建つ「ヌエボ橋」と断崖絶壁が望めます。
日が暮れてから、訪れたのですが、、、こちらお写真では、明るくしましたが↓
街灯もなく、真っ暗でしたので、スマホのライトで明るくして歩きました。
実は、さらに下にも展望台があって、今回時間がなくていけなかったのですが、こちらの方が道が整備されています。
夜にライトアップされたヌエボ橋です。
暗くなってから行ってしまったのですが、もしいくとしたら、夕日が沈むぐらいにいくとそのまま薄暗い間に帰れるかと思います。
私たちが行ったところは赤丸、さらに下の展望台が青丸です。↓
展望台からまた崖を上るのがしんどいです(汗)
旧市街の教会へ
Mondragon 広場を抜けて、小道を進みます。
教会と広場に到着。
サンタ・マリア・ラ・マヨール教会(Iglesia de Santa Maria la Mayor)
モスクの跡地に15-16世紀にかけて建設された教会。鐘楼はムデハル様式の尖塔を改装。
ロンダの守護聖人が祀られている。
教会からビエホ橋へ
C. Armiñán 通り
土産物屋さんのタイルが美しい。
C. Marqués de Salvatierra通りを進みます。
坂を下っていきます。
「Casa del Rey MORO」があります。
ここから、ビエホ橋が眼下に見えます。
さらに下っていきます。Arco de Felipe V(フェリペ5世門)がみえてきました。
Arco de Felipe V(フェリペ5世門)
Puente Viejo ビエホ橋
イスラム時代に造られたビエホ橋(旧橋)。
ここからも、川沿いの崖が望めますね。
さらに眼下には、Puente San Miguelとアラブ浴場がみえます。
ビエホ橋脇からおりるとアラブ浴場へと行けますが、今回は時間の関係でいきませんでした。
アラブ浴場は、13-14世紀前半にかけてつくられたそうです。スペインに残るアラブ浴場の中では規模が大きいようです。
再度、フェリペ5世門を通って、パラドールへ戻ります。
ヌエボ橋までは、かなり登り坂でした。
時間が経過して、またヌエボ橋からの景色も変わってきました。
新市街へ
パラドールの前からC. Virgen de la Pazを通り闘牛場へ。
Catalonia Ronda ホテル↓こちらからは、闘牛場を上からみれるらしいです。
闘牛場の前の観光案内所↓
観光案内所では、お得なチケットを紹介してくれました。
6施設で12€(学生とシニアは9€)
10施設で25€(学生とシニアは20€)
日帰りですと、ちょっと全部回るのは難しそうですね。
観光案内所の横にはお手洗いもありました。
闘牛場
1785年につくられた、スペイン国内に現存する最古の闘牛場。
18世紀にこの街で生まれた、フランシスコロメロは、牛をけしかけるムレータ(赤い布)を考案して、近代闘牛術を確立されたそうです。
内部にははいりませんでしたが、博物館になっているようです。
時間とともに移りゆくロンダの景色
パラドール付近の展望台からは、夕日が望めます。
夜のスペイン広場、パラドール前↓
夜の、ヌエボ橋とパラドール↓
夜のヌエボ橋↓
夜の新市街↓
ソコーロ広場↓
朝は、パラドールのお部屋から朝霧?雲海?がみえました。
朝のヌエボ橋も趣があります。
展望台から。。。
朝霧、雲海がみえました。
ロンダのおみやげ屋さん
パラドールの前には、おみやげ屋さんがあって、青い色の陶器が綺麗でした。
新市街にもたくさんおみやげが売っていて、バルセロナよりやマラガよりお手頃価格のような気がしました。
まとめ:日帰り観光もOKなロンダですが、1泊して移りゆく景色を楽しみました
- 歩いて回れるロンダの旧市街ですが、石畳で坂なので歩きやすい靴がおすすめです
- 日帰りでも巡れますが、1泊するのもおすすめです
- 今回は、1泊しましたが、全部見ることはできませんでしたのでじっくり見るにはもう少し時間が必要かも
- ちょうどよいサイズ感の街でとても気に入りました