今回は、遅ればせながらスペインの薬局で購入できる新型コロナウィルスの簡易抗原検査キットを使ってみましたのでご紹介いたします。
日本からの旅行者も以前よりは増えているかとは思いますが、2022年7月現在、第7波がやってきており、無症状の方も多く、旅行者の方が帰国時に検査で陽性になりスケジュール通りに帰国できないケースも散見しているようです。
これまで私自身も、日本帰国時にはスペインの検査場やクリニックでPCR検査を何度か受けてきました。
このご時世、症状がなくても出発前日や当日にもし急に陽性がでてしまったりしては、チケットの変更・手配などが大変かと思われますので、事前に、簡易検査で確かめておくというのも一つの方法かもしれないと、いまさらながら、薬局で購入してきました。
スペインでは薬局で抗原検査キットが購入できる。しかも格安の3ユーロ程度
スペインでは、当初、中国製の抗原検査キットで、実際には感染していないのに陽性となる「偽陽性」があったりと問題もあったりして、販売停止と市場からの自主回収が勧告されるということもありました。
また、薬局で販売される検査キットの価格高騰を踏まえて政府が価格を規制していることもあり、新型コロナウイルス感染有無を調べられるセルフ検査キットがどこの薬局でも、1つおよそ3€で購入できます。
今回は、近くの薬局でこちらのBOSONのRapid SARS-CoV-2 Antigen Test Card(COVID-19)を購入しました。
スペインでは、比較的こちらを使って簡易検査をされている方も多いように思います。
抗原検査キットの中身は?
中身は、鼻をぐりぐりする綿棒や、試薬とスポイト、判定検査キット
そして、各言語の説明書がついていました。(日本語はなし)
実際に、簡易抗原検査キットの使用してみました(※使用法の詳細は必ずご自身で説明書をご覧ください)
●準備
・机をきれにして、乾かす。
・タイマーを用意
・検体を採取する前に、鼻を数回ふく
・手を洗う
こちらのスポイトと試薬をとりだし。
蓋を回転させて、試薬を開けます。(顔から離して開く)
試薬をこちらのスポイトにそそぎます。
これで試薬の準備は完了。
続いて、綿棒の袋をあけて、綿棒を取り出し、鼻に挿入します。(2.5cm以上挿入するようなので検査場と同じくツーンとしました)
鼻孔内の粘膜に沿って綿棒を 3~4回転がします 、数秒間綿棒を入れておく。 反対側も同じく行う。
綿棒を1 分間 スポイトの中の液につけます。
スポイトを指でつまみ、できるだけ綿棒から溶液をしぼりながら綿棒をとりだします。
スポイトのキャップをしっかりと取り付けます。
注意:あけたらすぐにテストカードを使用する必要があります。
スポイトから試薬を3滴たらします。
だんだん試薬がしみこんでいきました。
うっすらとCのラインがでてきました。
15~20分で結果をみます (※注意:20分後以降の結果は正確でない場合がある。)
Cだけにラインがでているので、陰性でした。
陽性: (C) と(T) に ラインが表示 さ れる場合
陰性:(C)だけにラインが表示される
無効:(C)にラインが表示されない 場合
検査キット は、お住いの地域の規制に従って、 通常の家庭 ごみと一緒 に廃棄できます。
まとめ
陰性だったとしても偽陰性の可能性もあるので、絶対にコロナでないとは言えませんが、一つの気休め?になるかなとは思いました。
症状がでてから、焦って行うよりも、1度試しておいた方がいいかと思い、今回、簡易検査キットを試してみました。
帰国前の準備に使えるかなとは思いました。もし、陽性でしたら、早めに検査場やクリニックでPCRをうけて、そこで陽性がでたらおとなしく陰性になるまでまつしかないですね。抗原定量検査を受けてみるのも1つの手段かもしれません。
陰性にずっとならないということになれば、領事レターで回復証明をお願いすることになるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。