2022年9月にスペインのビルバオ(Bilbao)を旅行しビルバオ空港を使用しました。空港から市内へのアクセス方法をご紹介いたします。
ビルバオ空港ってどんな空港?
- ロイウ空港(Aeropuerto de Loiu)ソンディカ空港(Aeropuerto de Sondica)ともいう
- 世界の美しい空港という本でも紹介されるほど美しい現代建築
- スペインのバレンシア出身のサンティアゴ・カラトラパのデザイン
思ったより小さい空港で、コンパクトで使いやすいです。
ちょっと、天井が低いところが多くて、人出が多いと圧迫感を感じました。
個人的にはサンティアゴデコンポステーラ の空港の方が好きです。
ビルバオ空港から市内への行き方・アクセス
電車や地下鉄(メトロ)は空港まで通っておらず、バスかタクシーでの移動になります。
ビルバオ空港から市内へのアクセス(空港バス・タクシー比較)
手段 | 料金 | ||
路線バス BizkaiBus | 市内へ A3247番 15分間隔 約20-30分 | 『バス停』 ①Alameda de Recalde14・・・グッゲンハイム美術館近く ②Gran Via 46 ・・・モユア(Moyua)広場 ③Gran Via 74 ④Intermodal・・・サンセバスチャン行きなどのバスターミナル San Mamesスタジアム近く 市内のルート(BizkaiBus) | 3€ Barikカード (1.14€) |
タクシー | ビルバオ市内 約20-30分 | 約 24-29€ |
空港バス(A3247)で市内へ (市内でのバス停)
空港からのバスは市内の以下のバス停に泊まりますので、ホテル選びの際にもご参考になればと思います。
- バス停近くのホテルであれば、バスでのアクセスがおすすめです。(市内の停留所BizkaiBus)
- ②番目の停留所、モユア広場からは地下鉄にも乗り換えができます。
- ④番目のIntermodalは、バスターミナルで、サンセバスチャン行のバスはこちらから多くでています。(サンマメススタジアム近く)
ビルバオ空港到着口を出てからBarikカードを購入し空港バスに乗車
到着口を出て右へすすむとインフォメーションセンター
空港の到着口をでて、バス乗り場の方向の右手へ進みます。
インフォメーションセンターがあるので、情報が少ない「ガステルガチェ 」のことを聞くために立ち寄りました。
地図をもらって 「San Juan de Gaztelugatxe」(サン・フアン・デ ・ガステルガチェ )
の行き方をききました。(夏期は、簡単にアクセスできるのですが9月になると、途中までしかバスがなくて、その先のバス情報が少なかったので。。。)
ネットで調べてもタクシー情報も検索できずに、どれだけ田舎で不便なのか不安でした。
タクシー会社の電話番号は教えてくれました (+34)688-899-170
結局、詳しくはわかりませんでしたが(笑)こちらの「ビルバオ街歩きガイドBook」という
ビルバオ現地の雑誌社BAOが発行した日本語の冊子を無料でいただくことができてよかったです。
(こちらのネットページでも無料でよめます)
私は、事前にこちらのネット情報でみていたのですが、まさかこちらで冊子をいただけるとは思っていませんでした。
インフォメーションを過ぎ、さらに突き当たりまで進むとバス乗り場が見えてくる
到着口を右手に出てバス乗り場方向にさらに進んで行くと、左手にバス乗り場が見えてきます。
サンセバスチャン行きなど長距離バスのLURRALDE BUSがみえています。
突き当たりに、こちらのBUS BILBAOというところがあり、こちらで、Barikカードを購入します。(クレジットカード可)
サンセバスチャン行きのバスのチケットは、こちらの券売所の左隣の券売機で購入できます。
BUS BILBAO 券売所でBarik カードを購入/空港バスチケット購入
空港バスは通常1人片道3€です。1人で空港バスだけ利用されるのでしたら、この1回券でもいいかと思います。
しかし、Barikカードという交通系ICカードを購入すると3€のデポジットがかかりますが、2人で利用でき、空港バスが片道1人1.14€になりますので、断然お得です。
また、ビルバオ市内は、このカードで地下鉄、トラムなどが毎度1回券を購入するより割引があります。
私たちは、2人で旅行しておりましたので、こちらのBarikカードを購入しました。
3ユーロのデポジット。
合計30€支払い、27€がチャージされています。期限は、2029年と書いてあるので7年間は使えそうです。
サンセバスチャンのバスでも使えるし、また、このバスク地方を回る予定もあるので、少し多めに入れておきました。
ビルバオ空港からA3247 空港バスに乗車し市内へ
券売所の近くのドアから外に出るとすぐに、空港バス乗り場があります。
席もかなり埋まり、混雑していたので、次のバスにしました。
バスに乗り込み、最初に入り口のところにある機械にBarikカードを「ピッ」かざします。
2人で使う場合は、2回かざします。
スーツケースをおける荷物棚もありましたが、この後、立乗りの人もでて、ぎゅうぎゅう詰めになるくらい混んでいたので、大きい荷物の場合は、早めに乗り前の方の席を陣取るか、タクシーの方がいいかもしれません。
私たちは、荷物がリュックのみでしたので、後ろの方にのりました。
この後、立ち乗りの方もふえて、ぎゅうぎゅう詰めとなりました。
さらには、まだ待っているお客さんがいるからと、運転手の方が、「もっと奥につめるように」言ったのですが、すでにすし詰めで、お客さんが「人の膝の上にすわるしかなくなるわよ」と運転手に言い返していたのが、さすがだなと思いました。
日本だったら、しずしずと、頑張って詰めてしまいそうですよね。
スペインでは、エネルギー不足の影響でエアコン設定を25度にするようにお達しがあり、律儀に守っているお店などはとても暑いのですが、このバスも、待ち時間はエアコンがかかっておらず、暑かった。ビルバオ空港内でもとても暑いところがありました。
市内までは20-30分ほどですが、高速っぽいところを走っているのに、立ち乗りもOKなのですね。
市内に入る際に、ネルビオン川を渡りました。左手にはスビスリ橋がみえていますが、
この右手には、グッゲンハイム美術館があったので、見たい場合、右の席に座られることをおすすめします。
しばらくすると、街の中心のモユア広場がみえてきました。
今回は、こちらで下車します。下車する前に、出口付近にある機械にBarikカードをかざします。2人の場合は、2回ここでもかざします。
モユア広場から、少し入ったところにバス停があります。
ビルバオ空港のタクシー乗り場
空港バス、長距離路線バス、そして一番奥にタクシー乗り場という順にあります。
帰りは、タクシーを利用しましたが、市内から25.44€でした。
ビルバオ空港から近郊へタクシーでのアクセス
行き先 | 料金 |
サン・セバスティアン | 約 155〜170€ |
ゲルニカ | 約 55〜60€ |
ビルバオ空港からサンセバスチャン(ドノスティア Donostia)へ移動方法
ビルバオ空港発/市内バスターミナル発 比較
サンセバスチャン(San Sebastian)はバスク語でDonostiaとも言います。
ビルバオ市内からサン・セバスチャンへは、電車での移動もありますがかなり時間がかかるため、バスでの移動がおすすめです。
市内の「Intermodal」のバスターミナルからのルートもありますが、空港からもサンセバスチャン行きのバスがあります。
バス会社 | 所要時間 | ||
空港から サンセバスチャン 夏季 30分間隔 冬季 60分間隔 | Pesa (DO508) | 17€ | 約 1時間20分 |
市内 Intermodal バスターミナル からサンセバスチャン 約30分間隔 | Pesa (DO01) | 12.9€ | 約1時間20分 |
ALSA | 6.95€ (座席指定で+α) | 約1時間10-30分 | |
movelia.es | |||
サンセバスティアンのバスターミナルは、マリア・クリスティーナ橋近くになります。
●時刻表を調べる場合
*上記ホームページにて以下を入力
・Date :日にち
・Origin :出発地
ビルバオ空港 = AEROPUERUTO BILBAO
ビルバオ市内 = BILBAO
・Destination :目的地
サンセバスチャン=DONOSTIA-SAN SEBASTIAN
●チケット購入は以下のHPから
・Pesa ホームページ
・ALSA ホームページ
ビルバオ空港からサンセバスチャンへ 切符の購入方法/乗り場
到着口を出て、右手に進み突き当たりにある、有人の券売所の隣にある券売機で切符を購入します。
↓こちらのDonostia/Sansebastian行きの券売機で購入。
PESA社のバスですね。
次発の行き先がでてきます。
券売機すぐ近くのドアを出ると、すぐに、市内行きの空港バスがあり、その隣にサンセバスチャン行きのバス停があります。
サンセバスチャンへは、1時間間隔で便がありますね。
Eibar行きもありますね。
市内のIntermodal バスターミナル(San Mames サンマメス付近)
市内のバスターミナルからも、サンセバスチャン行きのバスが多く出ています。
San Mames サンマメススタジアム近くの新しい大きなバスターミナルがあります。
空港バスの終点もこちらになります。
この建物に入り、エスカレーターで下に降りると、地下にバスターミナルがあります。
カフェや売店もありました。
下の階には多くのバスが並んでいます。
Donostia/S.Sebastian(ドノスティア・サンセバスチャン)行きが画面にも出ていました。
Biskaia Bus では、A3247のAIREPORTUA(空港行き)もあります。
こちらには、切符を持っていなくても使えるトイレもありました。比較的きれいでした。
コインロッカーもありました。
なんだか、ビルバオの街は、赤色が多い気がしますが、サッカーチームのアスレティック・ビルバオのチームカラーだからでしょうか。
使い方は、ちょっと複雑そう。
有人のチケット売り場。
チケット販売機もあります。
こちらのターミナルで、びっくりしたのは、バス乗り場の階には、改札口でチケットをかざさないと入れないということ。安心ではありますね。
まとめ:ビルバオから美食の街サンセバスチャンへ行く旅人も多い
- 空港バスは、荷物置き場もあるが、混雑して立ち乗りになることもある
- 空港からビルバオの街の中心地までは、比較的近いのでタクシー利用もおすすめ
- サンセバスチャンの空港は、本数が少ないため、ビルバオの空港を利用する人も多い
- サンセバスチャンへは、市内のバスターミナル利用も便利