今回は、バルセロナを拠点としている、スペインのブエリング 航空についてご紹介いたします。
Vueling 航空とは:バルセロナが拠点でスペイン国内、ヨーロッパ内にも就航
2004年に設立されたブエリング航空は、現在ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空の共同持株会社IAGの傘下に入っている格安航空会社です。
スペイン国内線だけでなく、フランスやイタリアといったヨーロッパ諸国にも就航しています。
スペインといえばイベリア航空がナショナルフラッグ・キャリアですが、マドリッドがハブ(中心)空港。スペイン国内線もマドリッド発着が多いです。
一方でブエリング航空は、国内線ではバルセロナ発着の路線が多く、ここが利点でもあります
LCCって大丈夫?Vueling航空はLCCの中でも比較的良心的で便利な印象
私は、なぜ、ブエリング 航空を使うようになったかというと、
1,ヨーロッパ路線のビジネスクラスは、機内食のサービスなどはありますが、日本と違って、シートも今ひとつ(エコノミークラス3席の真ん中を使わない仕様)なのに高い。
2.イベリア航空でチケットを探したときに結局、Vuelingとの共同運行で、機材はVuelingであった。しかも、イベリア航空から、Vuelingの機材の前の方のシートが選べなかった
3.バルセロナが拠点なので、Vuelingの使い勝手が良い
4.他のLCCは、手荷物などに厳しい。
・Easy Jet(イージージェット)に乗ったときに、手荷物1つまでという設定にした場合、機内持ち込み用のスーツケース1つだけで、小さいポーチなども他に持っていたら、スーツケースに全部入れるように言われました(笑)
・先にオンラインチェックインしないで、当日空港でチェックインをすると、プラスアルファの料金をとられるLCCもある
海外のLCCというだけで、当初は不安でしたが、ブエリング 航空は何回か乗ってみて、大丈夫かなという印象になってきました。
というか、スペイン国内旅行になると、LCCを利用しないといけないところが多いです(笑)
ブエリング 航空の航空券の種類
Basic・Optima・(Family)・TimeFlexの3種類
BASIC | OPTIMA | FAMILY | TIME FLEX | |
座席下荷物(40×20×30cm) | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
キャビンバッグ(10kg) 機内持込 スーツケース (40×20×55cm) | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | |
シートの選択可能 | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | |
印刷可能な搭乗券の発行 | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | |
25kgの預け荷物 1つ | ⭕️ | ⭕️ | ||
48時間前までのフライト変更(1回) | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | |
48時間前までのフライト変更 | ⭕️ | |||
プライオリティーボーディング | ⭕️ | ⭕️ | ||
ファストトラック | ⭕️ | |||
Exclusive check-in | ⭕️ | ⭕️ |
- Basic 最も安い。荷物は座席下のみ無料。その他は有料。*アプリでチケット購入した場合、印刷可能な搭乗券はなく Eチケットのみ
- Optima 25kgまでの預荷物・座席選択可能
- Family 25kgまでの預け荷物・座席選択・優先チェックイン・優先搭乗
- TimeFlex 価格が高い。便変更・優先搭乗・優先チェックインが可能 *預け荷物は有料
私は、スペイン国内やヨーロッパ内の旅行ですと、急遽きめることが多く、フライトの変更もしないし、荷物も少ないので、一番安い、Basicを選び、座席指定などのオプションをつけることが多いです。(前の方の座席指定をすると、値段は高くなりますが、機内持込用のスーツケース1個もついてきますし、優先搭乗もできます)
日本からヨーロッパに個人で旅行に来ていた時も、バルセロナのホテルなどに荷物を預かってもらい、近距離の旅行に小さい荷物で気軽に行っていました。
フライトの変更の心配があり、預け荷物がある場合はOptimaの方がいいかもしれません。
ファストトラック を利用したい場合は、Time Flexになりますが、預入荷物はできません。
LCCでは要注意!荷物の大きさ、個数など。ブエリング 航空では?
私は、はじめてLCCに乗ったときに、LCCって面倒なだと思ったのは、荷物なども航空会社により、規制が違って、普通の感覚で、チェックインカウンターで荷物を預ければいいかと思いきや、当日ですととても割高になったりします。
ブエリング は、一番安い料金設定 Basicでは、キャビンバッグ(機内持込スーツケース)は有料で、座席下の荷物のみ無料です。
追加の預け荷物がある場合も、先にオンラインで予約しておいたほうが安くすみます。当日空港で25kgのスーツケースを預けると50€以上かかります。
ブエリング 航空 アプリでの予約方法
①Only outbound(片道)
Round Trip(往復)
Orgin(出発空港)
Destination(目的地)
日付、人数を選び、Search。
②行きの便を選択
③帰りの便を選択
④-1 チケットの種類を選ぶ
・Time Flex
・Optima
・Basic
値段が高い順に並んでいます。
④-2 チケットの種類
⑤−1 今回は、Basicを2人分選びました。
搭乗者情報を入力
⑤-2 名前、姓、国、電話番号、E-mail
⑥プライバシーポリシーに同意
⑦-1 席を選びます
⑦-2 座席指定には料金がかかります。
Space OneやSpace Plus にすると、Basicでも、機内持込用スーツケースの持ち込みが可能になります。
⑦-3 座席指定をしない場合は、Continueボタンを押して進みます。
⑧座席指定をすると、料金が変わりました。
⑨さらに預入荷物がある場合は、こちらで追加できます。(後からでもできます)
⑩-1 他のオプション
⑩-2 例えば、預入荷物を追加したい場合
⑩-2 VIP ラウンジを使いたい場合
⑩-3 フライトの変更をしたい場合
11:二人分の料金の確認
12 支払い方法 Apple Payにしました
上のところだけチェック(Save the children は募金です)
12-2 少々待ちます
13:予約できました 次はチェックインです
14:アプリの最初の画面からもチェックインができます
15:座席情報
16-2 understand
16-3 Ok
16:お知らせをよみ
17 パスポート情報はスキャンもできるのですが、正確にできておらず、手入力しました
17-2 パスポート情報
17-3 プライバシーポリシーを読み
Continue
18 Check in をおすと
19 搭乗券が発行されます
搭乗券はApple Walletに追加できます
アプリからもみることができます
*一番安い Basic プランですと、搭乗券はこちらだけです
Optima 以上は、Eメールでも送られて来ます。
搭乗前日、オーバーブッキング?!のメール
前日にVueling航空からメールが来ました。予想より乗客が多かったので、100€あげるから、日時をずらせないかと(笑)
コロナ禍でキャンセルもできるオプションのあるチケットも多いせいか、多めに乗客を入れていたのかな。。。
私は、ホテルの予約もキャンセル不可のものにしていたので、譲りませんでしたが(笑)
もし、誰も席を譲らなかったら、どういった基準で乗れない乗客が選ばれるのかはわかりませんが、先にシートは予約しておいた方がいいのかも。。。と思ったりもしました。(裏事情は全くわかりませんので、あくまで予想ですが)
空港での手続きは、預け荷物がなく、Eチケットを持っていれば、そのまま搭乗口へ
私の場合、預入荷物もなかったので、そのまま搭乗口へいきました。
預入れ荷物がある場合は、当日カウンターに並ぶ必要があります。
国内線でも40分前から搭乗開始、その前から長蛇の列です
ヨーロッパ線や、スペイン国内線は、とにかく、機内の荷物棚争奪戦が、あるため、機内用のスーツケースなどをお持ちの方は、早めに並ばれた方がいいかと思います。
搭乗開始時間も、LCCは早めですが、その前からみなさん並んでいます。
ただ、昨年の改定で、座席下荷物はみなさん許可されていますが、荷物棚へ入れる場合には、料金がかかることになったので、少しはスムーズになった気がします。
まとめ
今回は、バルセロナを拠点としたLCCをご紹介いたしました。
バルセロナはブエリング の拠点となっているので、ブエリング をうまく利用すると旅行の範囲が広がります。
メリット・デメリットを理解して使えば、いいのかなと思います。
荷物など、様々な細かい規定に関しては、改定もつづいておりますので、その時々でチェックしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。