2022年10月2日 久保建英選手が1ゴール1アシストを決めたレアルソシエダ(Real Sociedad)対ジローナFC(Girona)の試合を現地で観戦してきました。
久しぶりの「La Liga」(リーガ・エスパニョーラ)の試合観戦でした。
今まで、何度もいってみようかと思いつつ、コロナ禍ということもあり、躊躇しておりましたが、今回、バルセロナから近いジローナで試合があるということで、重い腰をあげました(笑)
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)のアウェイ戦の観戦
実は、今までヨーロッパでサッカー観戦をしたスタジアムは、レアル・マドリードの本拠地「サンティアゴデ ベルナベウ」やFCバルセロナの本拠地「カンプノウ」、ドイツのドルトムントの本拠地だったりと、巨大スタジアムばかりで、行きも帰りもかなり大変だったという記憶しかありませんし、後ろの方の席になったら、選手も小さくてほぼみえない?!
もちろん、本場の巨大なスタジアムでの盛り上がり具合は、本当にすごくて、ある意味感動もしましたよ。
今回は、ソシエダのホーム(エスタディオ・アノエタ Estadio de Anoeta/レアレ・アレーナ Reale Arena)ではなく、ジローナFCのホームで約13000人収容のエスタディ・モンティリビ(Estadi Montilivi)というスタジアムで、規模が小さいのも、楽しみなところです。
ジローナFCのホームページからレアルソシエダ戦のチケット購入
実は、自分で初めて手配してみました。(今まで、家族や友人がとってくれていました)それが、思ったより操作性も良くて簡単でしたのでご紹介いたします。
試合日が10月2日でしたが、1ヶ月前になってもジローナFCのサイトでチケットが販売されず、やっと、9/8にソシオ会員への販売が始まり、翌日9/9に一般販売がはじまりました。
(小さいスタジアムなので、いい席はかなり少なくなっていました)
レアルソシエダのホームページからは、ジローナ戦だけ、チケットの販売がありませんでした。
①言語は英語も選べますが、最終的にチケット購入画面では、スペイン語になります。
●ジローナFC ホームページ
②みたい試合の「BUY TICKET」を押します
③席を選びます。上がバックスタンド、下がメインスタンド、おそらく、ホーム側のベンチが右手で、アウェイ側は左側だと思い、左側の席を探しました。
人数を ー/ + で調整します。
④スタジアムの、場所をクリックすると、空いている席の状況がわかります。
ゴール裏や角以外は、2人で横並びの席が、残りわずかしかなくて、やっとみつけた席を選択。
⑤席の確認
Fila:列 Asiento:席
⑥個人情報の入力(すべて入力し確認後に、Comprar ボタンを押す)
Datos Personal
- Nombre:名 (TARO)
- Apellidos:姓 (YAMADA)
- E-mail:メール
- 国
- Codigo Postal :郵便番号
Datos Asistentes:見にいく人(席ごとに入力)
- Nombre Assistente :名 (TARO)
- Apedidos Assistente:姓 (YAMADA)
- DNI:在住者のNIEカードの番号/パスポート番号
⑦支払いカード情報入力(ここからは、言語を日本語にできます)
⑧購入後に、チケットの印刷もできます。また、メールにも届きます。
⑨Apple Walletにチケットを登録することもできますし、PDFで印刷もできます。
試合当日 Girona(ジローナ駅)から専用バスに乗りスタジアムへの行き方(Estadi Montilivi)
ジローナは、バスはあるのですが、本数は少なめで、スタジアムの近くまで行く公共のバスはありましたが、いまひとつ。
歩いてスタジアムに向かう人も多いようです。
今回は、ホテルの方とインフォメーションで情報を収集したところ、試合の日だけ運行しているバスがあるとのことで、そちらを使ってみることにしました。
駅に行けば、きっと、ソシオの人がユニフォームを着てたくさんいるはずだから、そのバスに乗ればいいと言われました。
ホテルからジローナ駅まで歩きました。(徒歩4分)
ジローナ駅について見ても、ユニフォームを着た人々はまったくおらず。。。駅の係員に聞いてもあまりわからない様子。
駅前のロータリーを越したところにあるバス停しかなさそうなので、みてみると。。
「BUS Girona FC」(ジローナFCのバス)があるようです。↓
人も誰もいないし心配でしたが、バス停に他に2人ほどGironaのユニフォームを着た人が来たので、このバス停で待つことに。
運行間隔は、ホテルの人は、15-20分おきとは言っていましたが、記載はないので、不安。
バスが来ないなら、タクシーをつかまえるか。。と思っていたら、Girona FCと書いてあるバスが来ました!
中には、確かにGirona のユニフォームを着た人が多数。
おそらくなのですが、インフォメーションの方の情報ですと、Independencia広場近くの裁判所の前が始発のようです。↓
情報があまり正確ではないのですが、確かに、当日のお昼にIndependencia広場に各チームのサポーターが集まってバルで飲んでいたので、もしかしたらこちらから乗ってきているのかもしれません。
ただ、バス停の情報を見ると、 Pl.Marques de Camps↓と書いてあるので、よくわからないです。
バス停の情報も、バス料金がまず違っていたのでアップデートされていないかもしれませんね。
17:36にジローナの駅前から、バスに乗りましたが、かなり混雑していてました。(試合開始 18:30)
しかも、ここからも何個かバス停を通過しまして、ぎゅうぎゅう詰めで、ちょっと気持ち悪かったですね。
17時過ぎに余裕を持ってホテルを出たつもりが、、バスが見つからずに時間をロスしてしまいました。
アップもちゃんとみたかったのに〜。
17:53 スタジアム前に到着。駅から17分でした。バス待ちの時間をあわせると歩いたほうが早いかな。ただ、行きは登り坂でした。
バスから降りると、すぐにスタジアムが見えます。
ジローナFCの本拠地「Estadi Montilivi」でソシエダ戦を観戦
- ジローナFCは長らく2部だったが、2022年から一部に昇格
- 約1万3千人収容のスタジアム「Estadi Montilivi」(エスタディ・モンティリビ)が本拠地
- 2017年にジョゼップ・グアルディオラ監督の弟、ペレ・グアルディオラ氏が持つメディア・ベース社と契約に合意し、共同経営
- ジローナB(2部)には日本人のFW勝島新之助選手が所属
ジローナFCのサポーターは、地元の方が多い印象。
当日、街を歩いていても、親子でユニフォームを着てスタジアムへ向かっている姿をよくみかけました。
こちらは、メイン側↓
今回は、バックスタンド側でしたので、裏へ回ります。(チケットに入場できるゲート番号が書いてありました)
なんだか、檻のような囲まれた区画がありました。こちらは、ソシエダサポーターの席のようです。↓
我々が入場するゲート1↓
やや混雑しておりましたが、1分ほどではいれました。この時点で18:00 と試合開始30分前。
入場の際には、チケットのQRコードをチェック、そして、ペットボトルのキャップを捨てるように言われました。
テロ対策でしょうが、、、案の定、私の家族が、このあとお水をぶちまけました(汗)まだお水でよかったです。他の方にも迷惑をかけずにすみました。
キャップだけもう一つ予備で持ち込んでいれば便利かもとも思いましたが、家族から、それで見つかったら、ブラックリストにのって、出禁になるかもしれないよと言われました。
席にも置くスペースがなかったので、ペットボトルホルダーなどがあれば便利だったかもしれないです。
今回、バックスタンド側でしたが、、、席選び失敗。。。
夕方の西日が差す時間は、眩しいし、暑いしで大変でした。これが、後半はじまりまで続きました。
あと、バックスタンドの半分より上の段は、仮設みたいな工事現場の足場みたいなつくりでした。
ジローナサポーターが応援の際に、足踏みをけっこうガンガンやるのですが、この時にうるさいし、ちょっと揺れるのも心配でした(汗)
気を取り直して、アップを鑑賞。久保建英選手発見!
シルバ選手と似ているので間違えやすいですが、なんと、シューズの色が蛍光色の黄色?黄緑色になっていて、発見しやすくなっていました。
アップは少ししか見れませんでした。もっと早く出発していたらよかったです(泣)
トイレと売店を確認に行きました。バックスタンドは暑かったので、ここで休憩している方も多数。
トイレは、男性の方が列になっていました。
女性は2個しかありませんでした。前半終了後にすぐにいったら、入れましたが、その後長蛇になっていました。
売店も、かなり並んでいたので、購入できず。。。試合中しか買えないかもしれないですね。
いよいよ18:30試合開始です。この日、久保選手スタメンでした。
試合開始前に、黙祷。(どなたのためかはよく分からず)
試合開始。
バックスタンドの後ろ側の一番前の席は、手すりがあったのですが、男性は、問題はなさそうですが、女性や子供は、手前でプレーしている時にちょっと、みづらいかもしれないです。
●8分 1-0 ソシエダ セルロート 久保選手アシスト
ソシエダがゴールすると私たちは思わず声が出てしまいますが、ジローナファンは意気消沈。。。
●23分 1-1 ジローナ
●28分 1-2 ジローナ
ジローナファンは大興奮で、会場が歓喜の渦。周りはジローナファンばかりでしたので、我々も座っていると目立つので、起立してまぎれこみました。
この日は、久保選手にたくさんボールが回っていていました。
●42分 2-2 ソシエダ 同点 セルロート
前半が終わる頃にやっと、日が沈んできて、暑さがやわらぎました。
●48分 2-3 ジローナ
●66分 3-3 ソシエダ同点 ブライス・メンデス
●71分 3-4 ソシエダ逆転 スビメンディ
●85分 3-5 ソシエダ 久保選手ゴール
●88分 久保選手交代となりました。
●試合後、、
ソシエダのサポーターのところに歩み寄る選手たち。
久保選手は、控えめな少年にユニフォームをあげたようでした。
ジローナファンの子供達すら「KUBO 〜」と叫んで、ユニフォームをもらおうとしていましたよ。
結果、久保選手1ゴール1アシストで、ソシエダが勝利という素敵な内容の試合観戦となりました。
ソシエダサポーターのブロック↓柵がついております。
スアジアムからの帰り道
それほど大きくないスタジアムではありますが、やっぱり帰りは大変そう。
本当は、大きな道を地図通りにいけばよかったのですが、人の流れについていってしまって、暗い大学の校舎を通り抜け、駐車場についてしまいました。
どうやら地元の方は車で来る人も多いようで、大渋滞でしたね。
やっと、メインの通りにきました。ジローナのファンの方達も家族連れで、歩いているので大通りなら怖くはないです。
行きに乗ってきたジローナFCのバスも駅とスタジアムを往復しており、何度か遭遇しました。
オニャール川は、このあたりはどうなのかと思って見てみましたが、ぜんぜん水量がない川でした。旧市街の景色とは全然違う。
途中で、Condisのミニスーパーを見つけたので、立ち寄ってお水を購入。比較的夜遅くまで開いているから便利。
21:10にホテルに到着。この時間ですと、バルセロナに帰れなくもないですが、1泊したほうが安心ですね。
まとめ
- バルセロナから高速鉄道AVEで約40分のジローナでの試合観戦
- 静かで落ち着いた街で中世の街並みが残っており観光もおすすめ
- ジローナのスタジアムは、夕刻は、西日を直接浴びるので、バックよりメインスタンドの方がおすすめです。
- 試合会場に入る際には、ペットボトルのふたを捨てなければいけないので、ペットボトルホルダーなどがあると便利
- 久保選手の大活躍をみることができました