2023年6月にスペイン・カナリア諸島・テネリフェ島を旅行しました。
テイデ国立公園には南部・北部から毎朝バスが1本のみ運行しており、下山も夕方のバスが両方向ともに1本のみとなっています。
バスで下山する予定でしたが、ロープウェイも強風で運休していたので、タクシーで早めに下山することにしました。
パラドールから南部リゾート地「ロスクリスティアーノス」へ
バス利用ですと、1時間半から2時間ほどかかるようです。
パラドールで聞いたところ、タクシーだと70-75€ぐらいかかるのではないかと言われました。
私たちは、ところどころ停車観光させてもらいながら、約1時間半で83€でした。(メーター制)
パラドール発
事前にパラドールでタクシーについて確認したところ、この辺りにタクシーが常駐していないので、1時間半ほど前までには予約したほうがいいと言われました。
前日に、11:00に予約しておきましたが、タクシーは10分ほど遅れて到着。
この辺りのタクシーは、こういった大きめの6人ほど乗れそうなタクシーが多かったです。
乗車時に、「何ヶ所か景色のいいところで止まって欲しい」と伝えました。
家族が車酔いしやすく、行きのバスで車酔いしました。
今回の下山でも車酔いしましたが、時々止まってくれて少し外の空気を吸いながら下山したので、途中まであまり酔わなかったようです。
11:11 パラドールを出発。
この時間になると、朝は空いていた「Roques de Garcia」の駐車場にも観光バスがずらりと並んでいました。
Llano de Ucanca Vista Point (ジャノ デ ウカンカ展望台)
11:16 にこちらの展望台に到着。前日に「Roques de Garcia」の展望台から見えていたクレーターの脇を走っているような道路。
大きめのバンのタクシー。2人で使うのはもったいない(笑)
運転手は、停車するところどころで、他のタクシーとお話がはずんでいました。
前日に訪れた「Roques de Garcia」の奇岩群と奥にテイデ山が見えます。
ここから、ハイキングもできるみたいです。
Zapato de La Reina(サパト デ ラ レイナ)女王の靴
11:20 に到着。このクレーター内は見どころが多いようですね。
ここからもクレーター方向を見ると溶岩流がよく見える。
駐車場から少し中に入ると、、ハイヒールのような靴の形の奇岩がありました。自然のなせる技はすごいですね。
このおようなバイクでツーリングしている人々もいました。
さらに、クレーターの脇のTF21を走ります。アメリカみたいな光景です。
Museo Etnográfico Juan Évora フアン・エボラ民俗博物館
11:28 南へ降る道との分かれ道付近にある駐車場に停車。
こちらには、とても小さいですが「Parque Nacionaldelsad Museo Juan Eroras」という博物館に展示物がありました。
運転手さんに無料だから見ておいでと言われ、ちらっと覗きました。
この辺りを開拓した人たちの生活でしょうか??よくわかりませんでした(汗)
ここからもハイキングコースがありました。
ここからは、Pico Viejo(ピコビエホ)3134mがテイデ山の前に見えます。
1798年の噴火の後が見られます。
雲海
ここから、南部に降りていくルートになりました。
眼下には雲海が見られました。
この辺りからはカルデラ内の低木とは違い、背の高い木が見られるようになりました。
どんどん雲が近づいてきます。
雲の中に突入 濃霧
雲の中に突入すると。。。
やはり視界が悪くなります。しばらくこういった状況が続きます。ただ、北部のルートよりは道が良さそうな感じです。
雲を抜けると、さらに木の高さが高くなりました。
バイクでツーリングする人々。
Pino Gordo(大きな松)
11:53 に到着。まだ雲の中ですが、何か見えるのかな。。。
ここには大きな松の木がありました。
人と比べるとその幹の太さがよくわかります。
ここが最終の立ち寄りポイントとなりました。
雲の合間の街を通って南部のリゾートへ
この辺りで、標高1400m程度。
街を過ぎるとTF-51になりました。
この辺りから、ピンカーブが連続しましたが、眼下に山や海を望む絶景でした。
ヘネラル自動車道(Carre General )
この辺りの高さは雲がかかりやすいように思うのですが、ずっと曇りの天気が続くのでしょうか。
道は比較的綺麗ですし、同じ連続カーブでも北部より木が少なく鬱蒼としていないので、視界は良さそうですね。
どんどん降りていきます。
引き続きTF51ですが、右手のロスクリスティアーノス方面へ。
天気が良くなってきました。海もだいぶ近づいてきました。
TF28へ
ここからもまだまだ坂道。このテイデ山、なんと自転車で上がっている人もよく見かけました。
下山する際にも、小さな峰(山)をよく見かけて、あれって何?と運転手さんに聞きましたが、「名もなき山」って言われました(笑)
美しいブルーの海と共に、カラフルな建物が見えてきました。さっきまで火星みたいな乾燥した大地だったのに。
ロスクリスティアーノスの街に降りていきます。
ヤシの木が並び、リゾートに来たという感じがしますね。
本日のホテルに到着。
松の木を見てから、停車は特になくずっと走ってきたこともあってか、その辺りから私もちょっと車酔いしました。
私は降りればすぐ治りますけど。
家族も、やはりその辺りから車酔いしたみたいで、また、ホテルでしばし休憩することにしました。
まとめ:南部のルートの方が北部のルートより走りやすそうな印象
- 南部の方が道の状態が良かったように感じます
- ところどころ観光して降りてもそんなに料金はアップしませんでした