世界遺産の街「ザダル」おすすめの観光地 世界一の夕日?!/クロアチア旅行

クロアチア

 2023年6月にクロアチアを旅行しました。

その際に訪れた世界遺産の街「ザダル」をご紹介いたします。

日帰りでも観光できる街ですが、今回は1泊して夕暮れ時や、朝の街も観光しましたのでご紹介いたします。

アクセス:ザダル

バスターミナルから旧市街へは、バスターミナル北側のバス停 2/4番の市内バス利用で約5分

世界遺産の街 ザダルはモドリッチ選手の出身地

アドリア海に面したダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市。

ローマ帝国に支配されていたこともあり、ローマ時代の遺跡が残る。
中世にはヴェネツィア共和国と争いがあり、第4次十字軍に攻撃され、ヴェネツィア共和国の支配下におかれた歴史もある。

ザダルの防衛施設は、16〜17世紀の一連のヴェネツィア防衛施設群の文化遺産として、2017年に世界遺産に登録されました。
ダルマチアの軍事と行政の要を担い、アドリア海域で最大かつ最強の要塞都市。

6ヵ所の稜堡(りょうほ)、4ヵ所の街門、2ヵ所の貯水システムを備えた稜堡式要塞防衛システムが、今でもあります。

1991-95年のクロアチア紛争の際には、ザダルでは市街地にも戦闘が及びました。
サッカー・クロアチア代表のモドリッチ選手は、このザダル近郊出身ですが、故郷は主戦場となり、お祖父様がセルビア人民兵に殺害されて、ご自身も18歳まで難民となりザダルに逃れ生活をされていたようです。

今回宿泊したアパートメントホテルから見た旧市街。小さな半島のような形になっています。

旧市街観光

ノヴァ門

旧市街の東南にあるノヴァ門から入りました。

門の上の城壁は、歩くことができます。

門の近くに、観光案内所がありました。

案内所で、ザダルの地図を手に入れました。

Narodni(ナロドゥニ) 国民広場

1803年から時を刻む時計台

正門 The Land Gate  Kamenavrat

旧市街正門と翼の生えたライオンの像、守護聖人、聖マルコのシンボル 「サンマルコの獅子」。(ヴェネチア共和国の紋章)

トルコ軍に対する防衛のため1574年に建てられました。

ザダルの守護聖人であるクルシェヴァン(ザダル紋章)

The Five Wells Square 5つの井戸の広場

13世紀に建てられた指揮官の塔

1574年に造られた広場には、五つの井戸がある。

15世紀に建設された古代の貯水施設で、防衛上の目的として使用された。

包囲戦などの時に重要な役割を果たした。

ヴラナ湖から直接水をもたらすために使用される水道橋の一部も保存されています。

Trg Petra Zoranica ペトラゾラニツァ広場

恐竜のオブジェがあって子供で賑わっているところがありました

かつてはフォーラムにあった、古代ローマ時代の柱と、聖シメ教会。

メイン通り

ナルドゥニ広場に向かう通り。

アイスのチェーン店aROMAがありました。

お土産屋さんや、飲食店が立ち並ぶメイン通り

ここにもジェラード屋さん「aROMA」

フォーラム

左)聖ドナトゥス教会 右)聖ストシャ大聖堂

聖ストシャ大聖堂の鐘楼にのぼるとザダル市内を一望できる

12世紀に建てられた、ダルマチアで最大の大きさを誇る大聖堂。3つの身廊からなるロマネスク様式の大聖堂
1202年に第4次十字軍がコンスタンティノープルを占領する前にザダルの攻撃を行ったときに大きな被害を受けた。
第2次世界大戦でも連合軍の爆撃に遭った。

聖ドナト教会は、9世紀に建てられたプレ・ロマネスク様式の円形教会。

フォーラムとは、ローマ時代の広場。

紀元前1世紀から紀元3世紀にかけて造られた。
かっては神殿が建っていたが、現在は基礎部分を除いてほとんど破壊され、2本の柱だけが残っている。

北西に立つものは、「恥の柱」と呼ばれ、中世には、軽犯罪を犯した者はこの柱に縛られて、嘲笑の的となった。

海沿いの遊歩道(Riva)

旧市街北西部の海岸。日中は遮るものがなくてとっても暑かった。夕陽が見えるスポットなので、夕方は混雑する。

シーオルガン

シー・オルガンは、海岸に風が吹くと地面に埋められた装置が反応してメロディを奏でる。

日中から夕暮れ時は混雑していたが、朝は空いていた。

ザダルの太陽 The Greeting to the Sun

2008年に完成。

建築家であるニコラ・ベアンダーシッチ(Nikola Bašić)によって設計された。
設置された円形のパネルは、太陽光を吸収し、夜になると美しい光のショーが見られる。

アナスタシア教会

13世紀に建てられたゴシック様式のカトリック教会。
改築や修復が行われロマネスク様式やバロック様式の要素も見られます。

教会はザダルの旧市街に位置し、市内の歴史的な中心にあります。

聖アナスタシア(St. Anastasia)の聖遺物が安置されています。

城壁の遊歩道

城壁の上にはあがることができます。

城壁から反対側の新市街を眺める。私たちが泊まっているアパルトマンも見えます。

クロアチアって、こういった町のレプリカがよくあるのは何故なのかな。

旧市街を眺める。

ちょうどラベンダーの季節で、いい匂いでしたが、蜂が多いのでお気をつけを。

旧市街と新市街を結ぶ橋。

猫ちゃん発見。クロアチアは猫ちゃんが多いですね。

ノヴァ門からおります。

ザダルの夕暮れ  世界一の夕日が見れる?!

夏でしたので日が暮れるのが非常に遅いので、先にご飯を食べてから海沿いの遊歩道へ

20:30 ちょうど夕日が海に沈む頃でした。

映画監督のアルフレッド・ヒッチコックが「ザダルの夕日は世界一美しい」といったことから、世界的に有名になったようです。

世界一っていっぱいあるような(笑)サントリーニ島もそうですよね。

ちょっと天気が崩れていたので心配していましたが、ギリギリ雲の隙間に夕日が沈みました。

どこにこんなに観光客がいたのかと思うくらい、混雑しております。

20:45

夕日が沈むと、みなさん一斉に拍手をされていました。

ザダルの太陽はというと。。激混み(汗)

夏は完全に暗くなるのが遅いので、まだまだ、ライトが見えづらいですが。。。

徐々に光だしました。

お子様たちはこの上で遊びたいのでしょうね。

21:10 まだまだ暗くなりませんが、かなり綺麗になってきたかな。

そろそろ帰ります

まだまだ人が多いです。

21:20

フォーラムのあたりもライトアップがされていました

通りすがりのアイス屋さんでアイスを購入。

まあまあかな。

海の門から外に出ます。

マジックアワーで港も綺麗です

旧市街と新市街をつなぐ橋を渡ってアパルトマンに帰ります。

お部屋からも旧市街が水面に映って綺麗でした。

朝の旧市街をお散歩

日中は観光客でごった返しておりましたが、朝はどうかな。。

橋にもそんな人がいない。

ノヴァ門から旧市街へ

誰もいない。。

ナロドゥニ広場。

路地裏を抜けて、海へ向かいます。

ニャンコちゃんが爪研ぎ中。

昨日訪れたレストラン↓「Canzona」と「Pjat」

テーブルは出したままなのですね。

海沿いのプロムナードに到着。

釣りをしている人が何人かいました。

きちんと座っているニャンコ。

こちらも朝のお散歩はおすすめですね。人がいない。

昨日、大賑わいだったシーオルガンも、誰もいなくって、やっと落ち着いて音色を楽しむことができました。

ザダルの太陽も、人がいない。

こちらのベンチは、鍵盤の模様ですね。

フォーラム前。

メイン通りも静か、清掃車の音が響きます。

「dm」というドイツのドラッグストアみたいなお店ですが、マツキヨみたいで、ドリンク類もお手頃価格で販売されていたので、クロアチアでは重宝しました。

Milnarというベーカリーチェーンもオープンしていました。朝出来立てを買えば良かったです。

朝といえば、市場の近辺へ。この辺りはカフェもあって地元の方が集っていました。

スーパー 「KONZUM」もありますね。

路地裏の猫ちゃん。昼間はあまり見かけなかったけど、朝はみんな活動的ですね。

まとめ:日中や夕方は混雑していた観光地も、朝は人が少なくておすすめ

  • 小さい町なので、日中は観光地に人が集まっていました
  • 今回は一泊して朝の街も観光しました
  • ザダルの夕日は、やはり観光客が多かったですね
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